【新日本】NEVER王者、覚醒の刻へ――ボルチン・オレッグがG1で解放する“真の怪物”「今まで見たことないモンスターを見せる」

――そして、同じブロックには、今年でG1出場が最後となる棚橋弘至選手がいます。昨年はタッグパートナーでしたが、対戦相手として臨む棚橋選手に、どのような思いがありますか?
ボルチン:棚橋さんについては、思うことがたくさんありますね。プロレス界のレジェンドで、今は社長でもある。本当にすごい人です。去年、NEVERの6人タッグのベルトを獲った時、ずっと一緒に組んでいました。あの時、棚橋さんと矢野さんという偉大な先輩と組めたことで、僕はプロレスラーとしてものすごく成長できたと思っています。試合の中で、本当に多くのことを学びました。
――具体的に、どのようなアドバイスを?
ボルチン:もう、本当に色々です。試合の運び方、お客さんとの駆け引き、細かい技術……。多分、あの二人とのタッグがなかったら、今の僕の成長はなかったかもしれない。それくらい、大きな経験でした。だからこそ、今年のG1で戦えるのが楽しみなんです。去年の僕と、今年の僕。この1年で、僕がどれだけ成長したのかを、棚橋さん本人に、この体で感じてほしい。「今のボルチンは、去年とは違うぞ」と。僕と戦ってみて、棚橋さんがどう思うのか。それが、すごく楽しみです。
――棚橋選手も最後のG1ということで、並々ならぬ気迫で臨んでくると思います。
ボルチン:今の棚橋さん、すごく強いですよ。最近の試合を見ていても、コンディションが良いのが分かります。1年間のシリーズを戦い抜くのは大変だと思いますけど、やっぱりすごいです。楽しみですね。

©新日本プロレス
――では次に、反対のBブロックについてお聞きします。もし勝ち上がった場合、決勝で戦いたい相手、もしくは勝ち上がってきそうだと思う選手は誰でしょうか?
ボルチン:Bブロックも難しいですね(笑)。誰が1位になるか、予想するのは本当に難しいです。でも、「僕がこの人と戦いたい」という気持ちはあります。もちろん、IWGP世界ヘビー級チャンピオンのザック(・セイバーJr.)と戦いたい。でも、ゲイブ・キッドとも戦ってみたいです。
――ゲイブ・キッド選手ですか。
ボルチン:あとは鷹木(信悟)さん。ザックと鷹木さんには、負けたことがある。リベンジしたい気持ちがあります。でも、もし僕が優勝したら、その先のタイトルマッチでザックさんと当たる可能性が高い。だから、G1の決勝では、違う選手と戦いたい気持ちもありますね。ゲイブか、鷹木さん。この二人が来てくれたら嬉しいです。

――鷹木選手やゲイブ選手のような、真っ向からぶつかり合うスタイルがお好きなんですね。
ボルチン:鷹木さんのスタイルも、ゲイブの戦うスタイルも、すごく好きです。あの二人と僕がぶつかったら、絶対に面白い試合になる。間違いないです。
――特にゲイブ選手は、闘魂を掲げ、新世代の旗手としてファンからの支持も厚いです。ボルチン選手とゲイブ選手の対決は、新しい時代の扉を開くような、ワールドワイドな戦いになりそうですね。
ボルチン:面白いですね。でも、彼は本当に強い。誰が勝ち上がってくるか分かりませんが、G1を戦い抜いて決勝まで来た選手は、その時点で一番強くなっているはずです。僕も、もし決勝まで行けたら、その時のベストの強さになっている。その最高の状態で、ゲイブや鷹木さんと戦えたら、最高ですよね。夢が膨らみます。

――本当に楽しみです。では最後に、このG1 CLIMAXに向けて、全国のファンへメッセージをお願いいたします。
ボルチン:今年の夏も、すごく暑いです。でも、G1では、その暑さに負けない、もっともっと熱い戦いを見せたいと思っています。ファンの皆さんには、このG1で、今まで誰も見たことがないような熱い戦いを、そして、今まで誰も見たことがないような“モンスター”をお見せします。
――“真の怪物”の力を、ついに解放する、と。
ボルチン:(力強く頷き)はい。今まで見たことがないモンスターの姿を、G1に出場する全選手に、そしてファンの皆さんに、見せてやります。
――その覚醒の時を、楽しみにしています。本日はありがとうございました。
ボルチン:ありがとうございました!
インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)















