【WWE】1年1ヶ月の沈黙を破り、“女帝”ASUKAが胸中を語る。長期欠場の苦悩と、完全復活への誓い「カブキ・ウォリアーズとして再びタッグの頂点に立って、女帝ASUKAがさらに進化する姿をお見せします」

■“癒し”と“信頼”――カブキ・ウォリアーズ、最強タッグの復活
――そして、その『エボリューション』では、フェイタル4WAY形式の女子タッグ王座戦に挑みます。先日の『ロウ』で、カイリ・セイン選手との「カブキ・ウォリアーズ」が復活し、会場も大熱狂でした。
ASUKA:そうですね、はい(笑)。
――改めて、カイリ選手とのタッグ復活への意気込みをお願いします。
ASUKA:いやもう、私、本当にカイリちゃんとのタッグって、本当に楽しいというか。カイリちゃんがいることによって、本当に癒されるというか、リラックスできるところがあるんです。彼女は、ムードメーカーみたいなところがあるんですけど、ひとたび試合になれば、緊張感もありつつ、しっかりとチームワークでやっていける。そんな信頼できるカイリちゃんと、またタッグが組める。「またできんのか!」っていう、純粋な嬉しさがありますね。
――お二人は、WWE女子タッグ王座の最長保持記録を持っています。他の選手とは違う、特別な絆があるのでしょうか。
ASUKA:カイリちゃんとのタッグでは、「こうしてほしいな」とか、言わなくても空気を読んでくれるんです。私は日本の時から色々な人とタッグを組んできましたけど、ここまで、あうんの呼吸で分かり合えるタッグチームはないですね。だからこそ、再結成したからには、タッグ王座の奪回は至上命令だと思っています。
――復帰と同時に、ヒップアタックを「エンプレス・インパクト」としてフィニッシャーの一つに加えました。これには何か意図があるのでしょうか。
ASUKA:ヒップアタックは、私にとってすごく思い入れのある技なんです。あの技は、私が日本でデビューした時からずっと使っている技なので。今回、長期欠場から復帰するにあたって、初心に戻る、という気持ちもあって、再び使うようになりました。今年でWWEに来て10年という節目の年でもあるので、原点回帰という意味も込めています。

■サマースラムの熱狂と、“脱・ダメージCTRL”
――お話は少し先になりますが、夏の祭典『サマースラム』が、今年から2日間開催となります。この規模の大きさは、日本のファンには中々伝わりにくい部分もあるかと思いますが、ASUKA選手にとって『サマースラム』は、どれくらい大きな大会なのでしょうか。
ASUKA:もう、レッスルマニアの次ぐらいに大きな、WWEにとって歴史のある大会ですから。『サマースラム』って言ったら、もう、WWE以外の選手でも「出たい!」って思うような、それぐらいの大舞台だと思います。
――その『サマースラム』が2日間開催になる、と最初に聞いた時はどう思われましたか?
ASUKA:レッスルマニアも、私が来た時には1日やったんで。それが2日間になった。2日間になると、やっぱり女子の試合も増えるんですよね。だから、『サマースラム』が2日間になることによって、さらに女子が盛り上がるな、と思いました。活躍の場が増えるのは、私たちにとってすごく良いことです。
――もし今年の『サマースラム』に出場するとしたら、どんなパフォーマンスを見せたいですか?
ASUKA:そしたら、「今までのASUKAちゃん」を見せる、っていうところじゃないですかね。「ASUKAっていう選手は、こういう選手なんだ」っていうところを、改めて見せられたらいいなとは思ってますけど。他とは違うなっていう、その存在感を、しっかりとお見せできたらなと思います。
――一方で、イヨ・スカイ選手、カイリ選手とともに一時代を築いた人気ユニット「ダメージCTRL」は、事実上の解散となりました。先日の『ロウ』では、ご自身からイヨ選手に「ダメージCTRLは終わったよ」と告げる場面もありましたが、その真意は?
ASUKA:最初、あのユニットはベイリーが中心となって、イヨちゃんたちがつくってきたユニットなんで、私とカイリちゃんは途中から入った立場なんです。ダメージCTRLは、私たちがいなくても成立していた、元々すごく強いチームだったので。そこへのリスペクトはあります。ただ、私個人としては、自然と「カブキ・ウォリアーズ」としての活躍に気持ちが向いている、というところですね。進むべき道が、今はそちらにある、ということです。

■進化し続ける女帝へ
――最後に、ジュリア選手など、新しい世代の日本人選手もWWEで活躍しています。パイオニアとして、彼女たちにエールを送るとしたら、どんな言葉をかけますか?
ASUKA:私もNXTに入った時は、「こんなにも違うのか」って、環境の違いに驚きました。そこから色々な苦労をして、やっと『ロウ』や『スマックダウン』に上がれた。でも、彼女たちはそれをすごく短い期間でやっている。それは本当にすごいことであるし、その分、大変なこともたくさんあるだろうけれど、ホンマに頑張ってほしいなと思います。
――では改めて、『エボリューション』、そしてその先の戦いに向けて、ファンにメッセージをお願いします。
ASUKA:WWEの女子部門を、私が引っ張ってきたという自負があります。私が来てから、女子の闘いが、その価値が、確実に変わった。この『エボリューション』という舞台で、カブキ・ウォリアーズとして再びタッグの頂点に立って、女帝ASUKAがさらに進化する姿をお見せしますので、ぜひ期待していてください。
――ありがとうございました。
※ASUKAが出場するプレミアム・ライブ・イベント『エボリューション』はABEMAにて生中継(無料放送)が決定している。














