【豆腐プロレス】クランクアップ。プロレスを演じるということ、プロレスで戦うということ

ドラマ「豆腐プロレス」のYoutube映像、「OVER THE TOP」最新話が公開された。

放映にして半年、収録にして四ヶ月のドラマ「豆腐プロレス」。クランクアップを迎えた演者たちが、自分の成長を語る。

四ヶ月の収録を経て、出演した誰もが強くなった。
少なくとも中井りか(NGT48)は前転ができるようになり、第一話のセリフを取られて悔し泣きした須田亜香里(SKE48)も成長していた。
古畑奈和(SKE48)はテレビでサックスを吹く夢を叶えられたようだし、向井地美音(AKB48)はフリー演技をプロレス技でできたということで、教えていたミラノコレクションA.T.先生もその成長ぶりに涙したという。

プロレスの価値観は、強さだけではない。
その中心にあるものは、どれだけ多くの人間を共感させることができたか、ということだ。
観客は技を受ける姿で苦しみを味わい、大暴れするヒールに自分を同一化して、ストレスを発散させる。
そういう意味では、ドラマ以上に、プロレスはドラマティックだ。
そして、常にファンの視線を受けてファンと向かう、アイドルであるAKB48グループだからこそ、ファンを共感させるプロレスを作ることができたように思う。

島田晴香(AKB48)は「ユンボ島田」という伝説を残した。
松井珠理奈(SKE48)は「ハリウッドJURINA」という役を自分につなげた。
宮脇咲良(HKT48)は、プロレスとアイドルの世界を、両方とも生き抜いた。

プロレスは、確かにアイドルたちを強くした。


アイキャッチ画像:©WIP2017製作委員会 ©AKS

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