【新日本】『G1』大番狂わせ!NJC覇者フィンレー、泥沼の4敗目…ニューマンが一瞬の逆転劇「俺を過小評価するとこうなるぞ」
新日本プロレスは7月27日、愛知・ポートメッセなごやにて“真夏の最強戦士決定戦”『G1 CLIMAX 35』第7戦を開催した。
『G1 CLIMAX 35』
日時:2025年7月27日 (日) 16:00開場17:00開始
会場:愛知・ポートメッセなごや 第1展示館
観衆:2,162人
Aブロック公式戦で、春の最強トーナメント『NEW JAPAN CUP』覇者であるデビッド・フィンレーが、UNITED EMPIREの新星カラム・ニューマンに敗れるという大番狂わせが起こった。フィンレーはこれで1勝4敗となり、優勝戦線から絶望的な状況に追い込まれた。

共に1勝3敗と後がない状況で迎えたサバイバルマッチ。BULLET CLUBのボスであるフィンレーは、ゴングを待たずに奇襲を仕掛けたニューマンに対し、場外乱闘で徹底的に報復。観客席へ投げつけるなどの非情な攻撃で、序盤から試合のペースを完全に掌握した。

リングに戻ってもフィンレーの猛攻は止まらない。ダーティーなインサイドワークと荒々しいパワーファイトでニューマンを一方的に攻め立て、誰もがフィンレーの勝利を確信したかのような展開であった。

しかし、若き獅子は屈しなかった。劣勢の中からプランチャやダイビングフットスタンプで反撃の狼煙を上げると、フィンレーの必殺技INTO OBLIVIONを食らっても、執念でカウント2でキックアウト。その心は折れていなかった。

勝負が決したのは、一瞬の閃きであった。フィンレーがとどめのパワーボムを狙った瞬間、ニューマンはこれを電光石火のウラカン・ラナ(回転エビ固め)で切り返す。完璧に決まった丸め込みに、NJC覇者は返すことができず、衝撃の3カウントが入った。

<試合結果>
▼第6試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 35』 Aブロック公式戦
カラム・ニューマン 〇(2勝3敗=4点)
vs
デビッド・フィンレー ×(1勝4敗=2点)
10分32秒 ウラカン・ラナ

試合後、バックステージでニューマンは、この大金星を冷静に受け止めた。
カラム「なんてことだ……言っただろう?覚えとけ。俺のことを過小評価すると毎回こうなるぞ。俺を無視したら、こうなるんだ。この数週間言ってきたけど、応援されても……ブーイングされても……俺のことを好きでも嫌いでも……俺はどうでもいい。どんな状況でも俺のプロレスに対する情熱は変わらないから、俺に敬意を持ってほしい。勝ちや負けは関係ない。これで勝ち点4か?次は誰だ?SANADAか。2日休息できるから大丈夫だろう。まだ腕も万全じゃないしヒザも元通りにはならないだろう。でも前にも言った通り、今年は”ニューマンの夏”になる」

一方、悪夢の4敗目を喫したフィンレーは、その怒りと絶望を隠さなかった。
フィンレー「クソ!(※と、壁を叩き始める)」
外道「落ち着け、大丈夫だ。俺はわかってた」
フィンレー「一体どういうことだ!?どうやったら『NEW JAPAN CUP』優勝者が『G1』で1勝4敗するんだ。クソッタレが!歴史を創ると言ったのはそういう意味ではなかった。これまで『NEW JAPAN CUP』の優勝者がこれほどこのトーナメントで酷い結果だったことはなかっただろう。俺は本当に瀬戸際に立ってるようだな、外道!本当に生きるか死ぬかという状況だ。クソッタレが!次は誰だ?ボルチンか?ボルチンだな、クソ!ロッキーに変えることはできないか?俺の席をロッキーに譲れないか?その方が断然マシだ。でもここからまた面白くなるかもしれないな。勝ったら俺はまだ生きるし、負けたら死ぬかもしれない。まさに生きるか死ぬかの状況だ」
外道「(※後を追いながら)もう二度と同じことは起こらないと俺は確信してるぞ!」
春の最強男が、夏には崖っぷちへ。G1 CLIMAXの過酷さと非情さを象徴する一戦となった。この勝利で息を吹き返したニューマンと、文字通り生きるか死ぬかの戦いを強いられるフィンレー。Aブロックの行方は、ますます混沌としてきた。
<写真提供:新日本プロレス>
Pages 1 2














