スターダム姫ゆりあ 新人レスラーの先陣を切り5★STAR GPにエントリー!

【WEEKEND女子プロレス♯74】

 スターダム恒例のシングルリーグ戦「5★STAR GP」が7・27大田区でスタート。今年は史上最多の32選手がエントリーしており、12名が初出場。なかでも、自力初勝利から参戦を勝ち取った姫ゆりあは、今年1月にデビューしたばかりとあってフレッシュさではナンバーワン。初勝利を献上した同期の鉄アキラとの決定戦を制し、新人たちの先陣を切って過酷な夏へと足を踏み入れたことになる。

 ゆりあのプロレスは、2018年5月30日、家族とともに地元・宇都宮で観戦したDRAGON GATEが原点だ。女子プロレスは知らなかったのだが、そこで自分もやってみたいと直感的に思ったという。


「写真提供:スターダム」

「優待券ってあるじゃないですか。それを家族がもらってきて、行ってみようかということで出かけたんです。実際に見たプロレスはすごくおもしろくて、ハマりましたね。自分って好きになったらけっこう調べていくタイプなので、そこから女子のプロレスも知りました。ジュリアさんがスターダムにやってきて大暴れしてるとか、木村花さんとの試合が華やかでもあり、女子でもこんなにバチバチした闘いをするんだって。すごいおもしろいなと思って、ひとりでも見に行くようになったんですよね」

 中学時代は陸上、高校時代にはサッカー部のマネジャーを経験、その後は護身術としてキックボクシングを学んだ。プロレス初観戦前から芸能活動をおこなっており、モデルの仕事にも携わっていた。そのなかで、プロレスをやりたいとの思いをずっと抱いていたという。決意を固めたのは24歳になってからだ。


「写真提供:スターダム」

「自分は25歳になったらちゃんと就職する約束で、これまで好きなことをやらせてもらってきました。それでグラビアアイドルもやらせてもらってきたんですけど、コロナ禍になってからはそういう活動もなかなか難しくなってしまって。でも、24歳の夏、ここを逃したらもうプロレスラーにはなれないと思い、スターダムのオーディションに応募しました」

 初観戦のときからプロレスラーを夢見た。が、親からは猛反対にあった。自身はもちろん、相手にもケガをさせかねないリスクもある。親の言うことはもっともと感じた。それでも、最後のチャンスに懸けてみることにしたのである。

 ゆりあは合格し、スターダムの練習生になった。グラビアは引退、芸能活動からの転身をあえて語らず、プロレスデビューをめざしたのだ。

「『売名行為』とか、『売れなかったからプロレスに来た』と言われるのがイヤで、自分は純粋にプロレスラーになりたくて練習生になりました。練習生になってみて、やっぱり練習は厳しかったです。きつかったけど、想像していたのとは違ったんですよ。できなかったら突き放されると思っていたら、ホントにイチから教えてもらえて、できればすごく褒めてもらえるし、できるようになるまで付き添って見てくださるんです」

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