スターダム吏南と元スワローズ真中満。プロレスと野球、世代と競技を超えた名コンビ誕生!?

「写真提供:スターダム」
では、女子プロレスラーとのロケというオファーを受けたとき何を感じたのか。また、初対面での印象は? 真中に聞いてみた。
「栃木県出身の元気な三姉妹レスラーがいるとの話で出演することになったんですけど、最初はちょっと不安でしたね。画面とかで見るプロレスラーってピリピリした感じで怖いというか、力強いイメージが大きかったんですけど、話してみると意外にも普通の女の子というか、試合以外は柔らかくて純粋ないい子の印象でしたね。吏南ちゃんには、あんなふうに毒づかれましたけど(笑)」
このロケをきっかけに交流が生まれ、真中は2・24に続く8・3昼夜大会に来場し、リング上からあいさつ。ここで再び吏南と絡み、吏南のインタビュー記事もネタにして“真中の逆襲”とばかりに名コンビぶりを披露した。また、リングサイドで試合を観戦。元・野球選手&監督からスターダムのプロレスはどのように映ったのだろうか?

「写真提供:スターダム」
「オファーをもらったとき勉強しておこうと思って、あらかじめ映像も見ていたんですけど、やっぱり生だとスピードとか迫力とか、よりいっそう伝わってきますよね。意外とみんなパワーがあるし、力と力で闘ってるなかで俊敏でキレもあって。野球に例えてみるようなことはなかったですけど、勝ちにこだわる姿勢とか、共通するところもあるのかなって。とくに今回はリーグ戦ということで、そういう部分も大きかったのかなと思います。勝ち負けはもちろんですけど、選手のキャラクターというところも印象に残りました。H.A.T.E.(嫌われ)役の選手だったり、個性豊かな選手がいっぱいいて、入場とかにも独特のルーティンみたいなのがあったりして、おもしろいなと思いましたね。プロレスって正直、子どもの頃しか見てなかったんですけど、実際にこの目で見て、ホントにおもしろいなと思いました」

「写真提供:スターダム」
では、とくに印象に残った選手は?
「ボクは、Sareee選手が強いと思ったんですよ。(宇都宮での妃南との試合から)Sareee選手のパワーとか動きとか、この人は強いんだなって思いながら見てました。え、Sareee選手はスターダムの選手じゃない? そうなんですか! 外敵っていうわけなんですね(苦笑)。また、上谷沙弥選手も独自の空気感を持っていますよね。もちろん強さもあるし、テレビにも出て人気があるのもわかる感じがします」

「写真提供:スターダム」
では、気になる三姉妹の評価は?
「プロレスでも三姉妹は個性豊かですよね。姉妹なのにみんな違う。羽南選手は、身体デカいですよね。もちろん若いですけど、もうすでに実力派レスラーというか、スターダムの中心選手になってほしいなという期待があります。妃南ちゃんはJDレスラーってことで、まだまだ伸び盛りというか、自分でグレードアップしていってる印象です。インタビューしたとき、身体を大きくしたいとの話もしていたんですよ。なので、これからまだまだ期待を持てるレスラーって気がします。吏南ちゃんの場合は、技のキレとか動きが激しいですね。もちろんパワーもあるけど、闘い方がうまいと感じましたね。口も加えて(笑)。H.A.T.E.が闘ってる横で(セコンドから)いろいろちょっかい出していじっているのもおもしろいと思いました。ウチにも高校3年生の娘がいるし、(三姉妹は)娘みたいなものですよね(笑)。ウチの娘と三姉妹の誰が似てるかって? ウチのも個性派だからなあ。誰に近いか? 少なくとも、吏南ちゃんには近くない(笑)」
プロレスを始める前には柔道、ハンドボールをやっていた三姉妹。父が柔道の指導者で、母はハンドボールの選手だった。運動神経のよさは真中も認めるところ。もしも3人が野球をやるとしたら、“真中監督”の采配は?
「3人のなかだと羽南ちゃんがうまそうかな。身体つきもいいから、ピッチャーをやらせたいですね。吏南ちゃんには切り込んでほしいので、1番(バッター)でセンター(を守らせたい)。妃南ちゃんは冷静に一歩引きながら全体を見ている感じ。ロケのときもボクの話を意外と真剣に聞いてくれて、拾ってる感じでしたからね。妃南ちゃんは、2番でセカンド」
これを機に、スターダムのプロレスをもっと見たくなったという真中。めざすは野球界一のスターダム通か?
「いやあ、どうですかね(笑)。里崎(智也、8・23大田区で解説)が詳しいみたいですから。まあ、選手の顔と名前がだいぶ一致してきたので、これからの楽しみが増えました。もちろん仕事以外でもタイミングあったら、いろんな試合を見てみたいですね」
フジテレビONE「プロ野球ニュース」MC出演翌日の8・20後楽園では、東京ドームのとなりでいつもの野球からプロレスの聖地で解説にチャレンジ、放送席で舞華と共演した。試合前のバックステージではトーナメント準々決勝を待つ吏南に「次の試合(8・23大田区での準決勝&決勝)のことは考えるな」とアドバイスを送っていた。「野球の解説では足が重いときがたまにあるんですけど、今日は足が軽いです(笑)」とウキウキ気分で放送席に着いたらしい。

「写真提供:新井宏」
そして、吏南はメインに登場、優勝候補のなつぽいを破り、最終戦へとコマを進めた。結果的には大田区での準決勝でAZMに敗れたのだが、真中がお忍び(?)で観戦。“優勝”がかかった大一番となれば、やはり見逃すわけにはいかない。「相方(真中)が忙しいのにわざわざ大田区まで見に来てくれた。予定なかったけど優勝したところを見届けたいからって、急きょ来てくれたんだよ。優勝して会いたかったな。真中に優勝したところ見せたかったぞ、クソ!」(吏南)
野球に例えれば、リーグ戦3位からのクライマックスシリーズ・セカンドステージで惜しくも敗退ということか。ならば来年こそ、日本一の5★STAR GP 優勝。来年の今頃は19歳だから、最年少優勝の権利はまだ残されている。悲願達成で、吏南の胴上げが見られるか!?
インタビュアー:新井宏














