記録を塗り替えたスターダム5★STAR GP、「5つの名場面」を振り返る

(1)8・3宇都宮…妃南vsSareeeで、妃南が魂のアピール! 
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 7・27大田区での開幕戦でSareeeが小波に衝撃のレフェリーストップ負け。朱里から奪ったIWGP女子王座を引っ提げて参戦のSareeeにブーイングが飛び、H.A.T.E.の小波に大声援が送られる逆転現象が起こった。参戦前、Sareeeの「ホンモノのプロレス」発言がファンを刺激したためだ。これは首都圏に限らず、地方大会にも飛び火。Sareeeとの公式戦を地元凱旋大会で闘った妃南にもホーム以上の声援が送られ、憎らしいほどの強さを見せつけたSareeeにはブーイングが浴びせられたのだ。
 試合はキャリア、実績で妃南をはるかに凌駕するSareeeが貫録の勝利。それでも、試合後の妃南がマイクで意地の抵抗を見せた。妃南は若手王座ながらフューチャー・オブ・スターダム王者。若くても王者には違いない。その思いが、魂の叫びとなってSareeeに突きつけられた。


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「負けたから大きいことは言えないけど、私はアナタが持ってるIWGPのベルトよりも、私の持ってるフューチャーのベルトの方が輝いてるって、負けたいまでも自信もって言えるよ。これで終わりじゃないから、次はアナタのホンモノのプロレスじゃなくて、私のプロレスをアナタにぶちこんでやります!」
 妃南は姉の羽南、吏南に遅れをとるも、キャリア6年で初めてのベルトに到達した。その日まで5度の防衛に成功。初タイトルを手にした思い出の地で、IWGP王座の防衛戦をまだおこなっていないSareeeにスターダムで切磋琢磨してきた王者のプライドをぶつけたのである。

(2)8・6後楽園…AZMvs吏南でAZMの「ベストマッチメーカー」を確信!


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 リーグ戦開始3日前、AZMはボジラを相手にSTRONG女子王座防衛を果たした。リーグ戦に臨むと大怪獣から一転、4連勝で波に乗り最年少優勝をもくろむ吏南との対戦へ。
そんな両極な相手と対しても、試合内容はどちらもハイクオリティー。


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しかもAZMは現ワールド王者の上谷沙弥をスターダム後楽園史上最高の盛り上がりに見えた準々決勝で消し、最終日の大田区では準決勝で吏南にリベンジを許さず、決勝にコマを進めたのだ。そのどれもがベストマッチ級で、ベストマッチメーカーの異名に偽りなし。決勝進出こそ予想外だったが、後楽園での吏南戦で、「今年もベストマッチメーカー」が確信できたのである。
公式戦の後楽園、大田区での準決勝。2度の闘いを終えたAZMと吏南に共通の思い。それは、「さらに大きい場所での再戦」だ。

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