19歳の決断から1年半のビクトリア弓月 マリーゴールドの頂点が見えてきた!

「写真提供:新井宏」
マリーゴールド発足会見には、スターダム離脱組で臨んだ。このメンバーで旗揚げするものと思っていたからだ。ところが、会見終盤で元アクトレスガールズ勢が登場。もちろん、弓月には「知らない人ばかり」だ。
「これどういうことなんだろうと思いましたね。あとからアクトレスからの人たちだと知って、一緒に新団体を盛り上げていこうとの気持ちになりました。なんだコイツらと思ったか? いや、それはないです(笑)。いずれはライバルとして闘っていくだろうとは思いましたけど、まずは団体を盛り上げて、団体としての形を作っていかないといけないと考えてましたから」
そして迎えた5月20日の旗揚げ戦。弓月は大事なオープニングマッチを任された。が、第1試合とはいえ、相手は高橋奈七永だ。弓月への期待が込められたマッチメークであることは間違いないが、勝敗としては見えている。そんな試合を本人はどう感じていたのだろうか?

「小川さんからいつものように冗談交じりでカード決定を聞かされました。期待してると直接言われたわけではないけど、あとから人伝にそういうことを聞きましたね。ただ、実際の試合では思うようにできずに悔しい思いをしました。でも小川さんは、そこもわかってくださってて、これも経験だからと」
もちろん、弓月への期待は旗揚げ戦だけではなく、今後の団体活動すべてにおいてだ。そして弓月は今年初め、初のベルトに到達する。翔月なつみを破り、スーパーフライ級王座を獲得したのである。

「写真提供:マリーゴールド」
「スーパーフライは新設当初から狙っていました。でも、初代王者決定トーナメントには出れずに悔しい思いをしていました。このベルトを懸けてでは2度目、なつみさんとは3度目のシングルでようやく勝てたんですよ。しかも大田区総合体育館という大きな舞台で獲れたのが大きくて、いまの自分の自信につながっていると思います」
マリーゴールドではMarvelousとの対抗戦も始まった。他団体の選手が団体の看板を背負っていっせいに乗り込んでくるのだ。弓月にとっては事実上初めての体験だ。
「できたてのマリーゴールドにとって、すごくいい刺激になっていると思います。マーベラスは団体としても組織としてもすごくガッチリしてる感じがしますね。全員で闘いに来ているし、一人ひとりがみんなデカい。いろんな意味でガッチリしていて、湧き出る強さを感じます」
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