【新日本】NEVER6人タッグ戦は王者組が“新生タグチジャパン”を撃破!リング内外では棚橋と矢野の遺恨が激化、デスペラードとYOHは王座戦へ火花
新日本プロレスは9月13日、聖地・後楽園ホールで『Road to DESTRUCTION』第3戦を開催。
『Road to DESTRUCTION』
日時:2025年9月13日 (土) 17:30開場18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,492人(札止め)
メインイベントで行われたNEVER無差別級6人タッグ選手権試合で、王者組の矢野通&YOH&マスター・ワトが、棚橋弘至&エル・デスペラード&田口隆祐の挑戦者組を破り、初防衛に成功した。

しかし、その勝敗以上に、この一戦は、棚橋と矢野の「ファイナルロード」を巡る遺恨、デスペラードとYOHのIWGPジュニア王座を懸けた前哨戦が同時進行する一夜となった。
<試合結果>
▼メインイベント(第7試合) 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
<第31代チャンピオンチーム>
マスター・ワト 〇
YOH
矢野 通
vs
<チャレンジャーチーム>
田口 隆祐 ×
エル・デスペラード
棚橋 弘至
21分31秒 レシエンテメンテII
■棚橋弘至ファイナルロード、憎悪の最終章へ

試合のゴングが鳴り終わった後、リング内外は憎悪に満ちた空間と化した。
矢野が、引退ロードを歩む棚橋に襲いかかり、Tシャツで首を締め上げ、イスで殴打するという暴挙に出たのである。

バックステージでもその暴行は続き、「次で終わりにしてやる、コノヤロー!覚悟しとけ、バカヤロー!」と罵倒。
これに対し、棚橋も「矢野ーーーッ!俺の全部を見せてやるから!」と応戦。
9.15登別で行われる変則3本勝負での決着戦を前に、両者の因縁はもはや引き返せない領域に達した。
■IWGPジュニア頂上決戦、早くも点火

9.24札幌でIWGPジュニアヘビー級王座を懸けて戦う王者デスペラードと挑戦者YOH。この日の両者は、互いの実力を確かめ合うかのような、スピーディーでハイレベルな攻防を展開。
試合後にはリング上で激しく睨み合い、額を付き合わせる一触即発の場面も見られた。
バックステージでデスペラードは、「なぁYOH、お前は俺とこれが決まってる。ず~っと“神神神神”言いやがって。そんなつもりねぇのはよう知ってんだ、こっちは。楽しみにしてろ。俺は楽しみにしてる、お前のことを」と、挑戦者を不敵に挑発した。
■マスター・ワトが覚悟を語る

この試合で、挑戦者組の田口から3カウントを奪い、チームを勝利に導いたのはマスター・ワトであった。
試合後、マイクを握ったワトは、引退を控える棚橋へ、そして満員のファンへ向けて、自らの覚悟を叫んだ。
「棚橋さんが引退しても、オレが最高のパッションをみなさんにお届けします!」
それは、自らが新日本の未来を背負っていくという、強い意志表示であった。バックステージでも、「安心して引退してくれ。何も思い残すことがないように俺たちがこの新日本プロレスを守っていきます」と、世代交代への決意を語った。
NEVER6人タッグのベルトは王者組の腰に残り続けた。
しかし、この日の後楽園ホールのリングで生まれたのは、勝敗を超えた、新日本プロレスの未来を形作る、あまりにも多くの熱い物語であった。
それぞれの物語が、秋のシリーズ『DESTRUCTION』へと繋がっていく。

<写真提供:新日本プロレス>













