【大阪プロレス】『天王山2025』ベスト4出揃う!松房、TORU、三原、スパイダーが準決勝を前に、早くも火花

大阪プロレスの“最強決定トーナメント”『天王山2025』は9月21日、大阪・アゼリア大正ホールで2回戦を開催。

超満員札止めの観衆が見守る中、メインイベントでは松房龍哉が佐野蒼嵐との23分を超える死闘を制したほか、三原一晃、アルティメット・スパイダーJr、TORUがそれぞれ準決勝へ進出。

ベスト4の顔ぶれが決定した。しかし、その勝ち上がり方は、あまりにも対照的な四者四様の物語となった。

■メインは壮絶なる魂の削り合い…松房龍哉、死闘の果てに準決勝へ

 

この日のメインイベントを飾ったのは、1回戦で団体の象徴タイガースマスクを破り、“ヒーロー”になることを宣言した松房龍哉と、同じく1回戦でジャイアントキリングを成し遂げた佐野蒼嵐の一戦。試合は、互いの未来を懸けた、23分を超える壮絶な魂の削り合いとなった。

じっくりとしたレスリングの攻防で幕を開けた一戦は、中盤以降、互いの意地とプライドが激しく交錯。佐野が雪崩式のサイドスープレックスや場外へのダイビングショルダーで攻め立てれば、松房も三角飛びのプランチャで応戦。

終盤、佐野がスプラッシュマウンテンからのスピアー、そして無双という必殺パターンで勝利に王手をかける。しかし、これを切り抜けた松房が、最後は必殺のサブミッション「龍胆」で佐野を捕獲。一度は持ち上げて抵抗した佐野も、力尽きてマットを叩き、壮絶な死闘に終止符が打たれた。

■非道、圧殺、電光石火…三者三様のサバイバル

他のトーナメント2回戦もまた、それぞれの生き様を象徴するかのような結末を迎えた。

第3試合では、三原一晃とクワイエット・ストームによる、100kgを超える巨漢同士のド迫力肉弾戦が展開。最後は三原が必殺の関節技「零式刀狩」でストームを捕獲。

ギブアップを拒んだストームが失神し、レフェリーストップという、三原の圧倒的なパワーを証明する形での圧勝となった。

第4試合では、アルティメット・スパイダーJrが大瀬良泰貴と激突。7月のライトヘビー級王座戦の雪辱を期すスパイダーは、奇襲攻撃でゴング。

大瀬良の非情なラフファイトに苦しめられるも、最後は大瀬良の必殺技を切り返し、一瞬のサムソンクラッチで電光石火の3カウントを奪取。

怒りの収まらない大瀬良がリングに物を投げ込む中、スパイダーが準決勝へと駒を進めた。

そして、第5試合では、TORUがその狡猾さを存分に発揮。

オープンフィンガーグローブを着用し、序盤から猛攻を仕掛ける手塚基伸に対し、TORUはレフェリーを巻き込むダーティーなインサイドワークを展開。

レフェリー不在の隙を突いてグリーンミストを噴射すると、スクールボーイで丸め込み、非道なまでの手段で勝利を強奪した。

■準決勝を前に、早くも火花散る四強

メインイベント終了後、準決勝に進出した4選手がリング上で睨み合った。TORUが「お前は技も試合も喋りも全部軽いんだよ!当たり前に俺が勝つ!」と、準決勝の相手となる松房を挑発すれば、三原も「今年の天王山優勝はこの俺や。その先に見てるのはTORUのベルトや!」と、決勝での対戦、そして王座獲りを宣言。

スパイダーも「俺がお前の足下掬ってやる!」と三原に応戦。大阪プロレスの頂点を巡る戦いは、早くも一触即発の様相を呈している。

正攻法の死闘、非情なる策略、圧倒的なパワー、そして一瞬の閃き。全く異なる“王道”を歩んできた4人による準決勝。

大阪プロレスは、ここからさらに熱く、激しく燃え上がっていく。

<写真提供:大阪プロレス>

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