【ノア】女子対抗戦は熱闘ドロー!リング内外で因縁再燃…桃野は岩谷のベルトに照準、彩羽は暁に「悔しいなら勝てよ」と檄!
プロレスリング・ノア10月6日の東京・新木場1stRING大会『MONDAY MAGIC』で開催された、女子プロレス界のトップ選手が集結した6人タッグマッチは、20分時間切れ引き分け。
しかし、そのリング内外では、若手同士のライバル関係、ベルトを巡る新たな闘争、そして過去の因縁が再燃するなど、次なる戦いへ向けた数多の物語が動き出した。
この日の第4試合では、彩羽匠&桃野美桜&暁千華のマーベラス勢と、林下詩美&岩谷麻優&山岡聖怜のマリーゴールド勢が激突。
団体、世代の垣根を越えた対抗戦は、互いに一歩も譲らないハイレベルな攻防の末、決着がつかないまま、ドローとなった。

しかし、ゴングが鳴り終わった後、それぞれの胸の内には、新たな闘志の炎が燃え盛っていた。
試合後、暁は、ライバルである山岡に勝ちきれなかったことに対し、「もう本当に山岡聖怜とは久しぶりの対戦で。絶対勝とうと思ってたんですけど。勝ちきれなくて、本当悔しいし、山岡聖怜という存在が自分の中でめちゃくちゃムカつくし、負けたくない」と、その悔しさを爆発させた。
しかし、その言葉に対し、パートナーの彩羽は、「千華、お前さ、何回悔しいって言葉言ってんだよ。悔しいなら勝てよ。そろそろ差をつけろよ。対抗戦だろ?」と、愛あるが故の厳しい檄を飛ばした。
一方、暁と激しく火花を散らした山岡もまた、「千華とは久々に戦って、今日千華から3カウント取るはずだったんだけど、最後自分のほうがやられっぱなしで超悔しい試合でした。(中略)次は絶対自分がもっともっと強くなって、ここで勝ちたいと思います」と、ライバルとの次なる戦いへ闘志を燃やした。
また、桃野美桜は、この日対戦した岩谷麻優が持つベルトに狙いを定めた。
「岩谷麻優の持つベルトに興味あるというか、対抗戦で岩谷麻優とベルトを懸けて試合をして、桃野美桜が取るということに意味があると思っているから。そこはちょっと忘れないでもらいたいなと思います」
対する岩谷も、「桃野美桜がね、麻優が持ってるベルトに興味を持っているみたいだけど、それはまたいつかやりましょう」と、不敵な笑みでこれに応戦。王者としての貫禄を見せた。
さらに、林下詩美も、この日の戦いを経て、彩羽との因憂の再燃を匂わせた。
「彩羽匠とはあの時の試合以来だったんですけど、やっぱり6人タッグで少ししか当たれてないけど、あの時の痛さが、あの時の熱さが今日の試合中に思い出されました」
20分時間切れドローという結果は、むしろそれぞれの物語の始まりを告げるゴングであった。
若手の成長、ベルトを巡る野心、そして過去の因縁。
様々な想いが交錯する女子プロレス対抗戦は、『MONDAY MAGIC』という予測不能な舞台で、さらに熱く、激しく燃え上がっていく。
<写真提供:プロレスリング・ノア>
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