【新日本】石森太二、後楽園で“もっと無茶”に葛西純、ダンプ松本、バラモン兄弟も参戦!カオスな夜に秋山準「久しぶりの新日本で無茶苦茶じゃねえか、お前!」

新日本プロレスの“超人”石森太二が、自らの限界に挑む『超人・石森太二はもっと無茶をする』が10月7日、聖地・後楽園ホールで開催された。

『超人・石森太二はもっと無茶をする』
日時:2025年10月7日 (火) 17:30開場18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,462人(札止め)

次々と現れる予測不能な刺客たちを相手に、バトルロイヤル形式で戦うという、あまりにも過酷なこの企画。

昨年11月に開催され、好評を博した『石森太二は無茶をする』の第二弾。

今回は「もっと無茶をする」と銘打ち、その舞台を聖地・後楽園ホールへと移した。

まず、予選を勝ち上がった“デスマッチカリスマ”葛西純がリングイン。

そして、この日の主役・石森が登場すると、最初のブロック「ザ・リーヴBLOCK」がスタートした。

次々とリングに現れたのは、プロレスリング・ノアのモハメド ヨネ、ドラディションのLEONA、そしてノアの小峠篤司といった、石森と縁の深い選手たち。

しかし、この日の“無茶”は、これだけでは終わらない。

5番手の選手として登場したのは、なんと越中詩郎がリングイン。

そして、6番手には、ヤングライオンの神輿に乗って、“極悪女王”ダンプ松本までもが姿を現したのである。

ダンプは、リングに上がるや否や、竹刀を振り回し、男女問わず選手たちを滅多打ちにする大暴れ。

あまりの惨状に、石森は一度リングをエスケープするが、その代役としてバラモン兄弟が乱入し、リング上は墨汁と水が乱れ飛ぶ、完全なるカオス状態と化した。

そして、このブロック最後の刺客として登場したのは、秋山準。レジェンドの登場に、場内は割れんばかりの「秋山」コールに包まれた。

ダンプがレフェリーにまで手を出して反則負けになるなど、試合はルール無用の展開となり、リング上では予測不能な戦いが繰り広げられた。

結果は石森は2勝7敗となった。

バックステージで、石森とゆかりのある選手たちは、それぞれがこの“無茶”な一夜を振り返った。

ヨネ「いつ以来かな、石森君とね、肌を合わせるのは。まあでもいつかね、肌を合わせることもあると思ったし、そうやって送り出したしね」

小峠「あんまりな、お前のこと気持ちよく送り出したくないんやけど、(中略)NOAHから始まる縁で、今日このリングに上がれたことはホンマに楽しかったです」

秋山「石森!お前、無茶はいいけどお前、俺はお前、久しぶりの新日本で無茶苦茶じゃねえか、お前!」

プロレスの常識、団体の垣根、そして男女の差までも超越した、石森太二にしか創り出せない、唯一無二の空間。

勝敗や戦績を超えた、“無茶”の先にあるプロレスの楽しさが、聖地・後楽園ホールを熱狂の渦に巻き込んだ。

<写真提供:新日本プロレス>

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