【新日本】“超人”石森太二、最後は外道を撃破し130分の死闘完走も…AIが非情の次回大会開催を宣告!11・12新宿で因縁のドラゴン・キッド戦が電撃決定!

新日本プロレスの“超人”石森太二が、自らの限界に挑む『超人・石森太二はもっと無茶をする』が10月7日、聖地・後楽園ホールで開催された。

『超人・石森太二はもっと無茶をする』
日時:2025年10月7日 (火) 17:30開場18:30開始
会場:東京・後楽園ホール

メインイベントでは、石森が120分アイアンマンランブルと、その直後のボーナスマッチという、合計130分に及ぶ死闘を戦い抜き、超人ぶりを証明した。

しかし、その感動のフィナーレの直後、謎のAIが来月11月12日に、昨年実現しなかったドラゴン・キッドとのシングルマッチを含む、新たな“無茶”興行の開催を一方的に発表。

超人の戦いが、まだ終わらないことを告げた。

この日のメインは、石森が120分間、次々と現れる刺客を相手に戦い続ける、あまりにも過酷なアイアンマンランブル。

その最終盤、石森は11勝10敗という僅差で、ついに120分間を完走。

しかし、休む間もなく、AIは最後の試練「ファイナル・ムチャ」として、同門であるBULLET CLUB WAR DOGSの外道とのシングルマッチを宣告した。

疲労困憊の中、石森は外道の非情な攻撃に耐え、最後は気力を振り絞って必殺のブラディークロスを決め、3カウントを奪取。

130分を超える死闘の果てに、ついに“無茶”な挑戦を乗り越えた。

リング上で石森は、「120分、駆け抜けたぞ~!!どうだ、楽しかったか?」とファンに語りかけ、「これはまさしく、神の恵み、そう!グレイスだ!」という決め台詞で、感動的なフィナーレを飾ったかに見えた。

だが、この日のエンディングロールの後、スクリーンに再びAIが登場。

昨年、石森のプロデュース興行で対戦が決定しながらも、実現しなかったDRAGONGATEのドラゴン・キッドとのシングルマッチを、11月12日の東京・新宿FACE大会で、新たな興行として開催すると、一方的に発表したのである。

この非情な通告に、石森は「いまやったじゃん、2回!地獄のようなエンディング、終わっただろ!?」「やれるかー!!」と絶叫。

しかし、AIは「ちょっと何をおっしゃっているかわかりません」と、その抗議を全く意に介さない。

バックステージで、石森は「なんか次、次回大会?……の話、なんかドラゴン・キッドとかって言ってたけどさ、ちっと俺いま頭が追い着いてねえからさ」と、困惑を隠せない。

しかし、それでも、“超人”としてのプライドは失っていなかった。

「“超人”っていうワードを見たり聞いたりするとさ、黙ってられねえ俺がいるからよ。去年も言ったけどよ、改めて言ってやるよ。俺はな、見ての通り超人だ。ああ、俺だけ見てればいい。それからな、俺はな、俺なりのやり方でな、誰も到達できない位置まで上がってってやるよ」

一方、ファイナル・ムチャの相手を務めた外道は、「尊敬してるって?俺がお前を尊敬してるよ」と、130分の死闘を戦い抜いた盟友へ、最大級の賛辞を送った。

130分という常識外れの死闘を乗り越えた石森太二。しかし、そのゴールテープは、次なる地獄へのスタートラインであった。

終わらない“無茶”の物語。超人・石森太二の戦いは、これからも続いていく。

<写真提供:新日本プロレス>

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