【マリーゴールド】王者・桜井、挑戦者・弓月を“踏み台”に二冠獲り宣言！ 怒りの弓月が急襲、UN王座調印式は大乱闘に「味わったことのない痛みを」

女子プロレス団体「マリーゴールド」は9日、都内で記者会見を開き、10月26日の東京・両国国技館大会で行われるユナイテッド・ナショナル（UN）選手権試合の調印式を行った。

しかし、王者・桜井麻衣が挑戦者ビクトリア弓月を前に、UN王座防衛後のワールド王座挑戦という“二冠獲り”の野望をぶち上げたことで、弓月が激怒。調印式は乱闘騒ぎへと発展した。

シングルリーグ戦準優勝の実績を手に王座初挑戦となる弓月は、「ダメダメだった自分が今、桜井さんとベルトをかけて戦うところまで来た」と感慨を語りつつ、「桜井さん色に染め上げられたベルト。私は私なりのやり方でしっかり取って、新しいユナイテッドのベルトのストーリーを作り上げていきたい」と、王座奪取による“世代交代”を力強く宣言した。

これに対し、V7戦に臨む王者・桜井は「弓月の想いは嬉しい」としながらも、視線はその先にあった。

「私は防衛することだけではなくて、その先を見据えています。このユナイテッドナショナルを両国で防衛したら、私は赤白（UNとワールド王座）を掛けて戦いたい」と、弓月を踏み台にしての二冠獲りを公言。

そして「私がこれまでにどんな思いをしてこのユナイテッドナショナルにたどり着けたのか、その想いをあんたが味わったことのない痛み、情念、苦しさ、全てを味わせてあげるよ」と、挑戦者に冷酷に通告した。

王者の発言に怒りが収まらない弓月は、フォトセッション後の握手を振り払いエルボーで急襲。

壮絶なビンタ合戦の末、桜井がマイクで弓月の脳天を殴打し、髪を掴んだまま会場から姿を消した。

王者へのリスペクトを野望で踏みにじられた挑戦者の怒りが爆発。両国決戦は殺伐とした戦いとなりそうだ。

『Marigold GRAND DESTINY2025』
日時：2025年10月26日（日）14：30
会場：両国国技館

【10.26両国大会 全対戦カード】

▼The Dream Destiny
岩谷麻優 vs イヨ・スカイ

▼マリーゴールド・ワールド選手権試合
【王者】林下詩美 vs 【挑戦者】青野未来

▼ユナイテッド・ナショナル選手権試合
【王者】桜井麻衣 vs 【挑戦者】ビクトリア弓月

▼ザッツ・レスリング
山岡聖怜 vs 橋本千紘

▼ツインスター選手権試合
【王者組】川畑梨瑚＆Maria vs 【挑戦者組】松井珠紗＆CHIAKI

▼シングルマッチ
後藤智香 vs 大物S

▼シングルマッチ
メガトン vs 大物M

▼ガントレッド・タッグマッチ
石川奈青＆ハミングバード vs 勇気みなみ＆橘渚 vs 南小桃＆山﨑裕花 vs ちゃんよた＆山中絵里奈 vs 野崎渚＆瀬戸レア vs 越野SYOKO.＆当日発表

▼シングルマッチ
田中きずな with 府川唯未 vs 心希 with 大向美智子