【新日本】後藤洋央紀が“後藤革命第二章”を宣言!4ヶ月ぶり復帰戦をGTRで飾る「一刻も早くこの新日本プロレス最前線に舞い戻るぜ」

新日本プロレス10月13日の東京・両国国技館大会『KING OF PRO-WRESTLING 2025』で、“荒武者”後藤洋央紀が約4ヶ月ぶりとなる涙の復帰を果たした。

YOSHI-HASHI、YOHとのトリオで、TMDKの大岩陵平、ハートリー・ジャクソン、藤田晃生組と対戦。

最後は必殺のGTRでジャクソンを沈め、その完全復活を聖地・両国のファンに高らかに宣言した。

6月の大阪城ホール大会で、当時のIWGP世界ヘビー級王者ザック・セイバーJr.に挑むも、右肘を負傷し無念のレフェリーストップ負け。

長期欠場を余儀なくされていた後藤にとって、この日のリングは、あまりにも長く、そして待ち遠しい場所であった。

ゴングが鳴ると、場内は割れんばかりの「後藤」コールに包まれる。その声援を力に変え、後藤はTMDKの若き獅子たちと真っ向からぶつかり合う。

ブランクを一切感じさせない、その力強いファイトスタイルは健在であった。

終盤、後藤は盟友YOSHI-HASHIとのタッグチーム“毘沙門”の必殺技である「消灯」をジャクソンに決めると、最後は自らの代名詞であるGTRを完璧に叩き込み、復帰戦を最高の形で締めくくった。

試合後、バックステージで後藤は、その胸の内を語った。

「本日無事に3カ月弱、3カ月ほどか、欠場してましたけど復帰することができました。ファンの皆さんにはね、本当ご心配と欠場ということで本当に申し訳なかったと思いますけど、こっから、今日この日から、後藤革命第二章が始まったと思ってます。一刻も早くこの新日本プロレス最前線に舞い戻るぜ」

その言葉を、盟友YOSHI-HASHIも力強く後押しした。

「誰も怪我なんかしたいと思わないし、でも怪我しちゃった時とかドン底の時に見えるものって絶対あって、まぁ凄いこの欠場期間はごっちゃんにとっても凄い凄い大きな痛手だったかもしれないけど、でも長い目で見てたら絶対プラスになると俺は思ってる。そして今、一緒にタッグを組んでる毘沙門としても俺個人としてもごっちゃんが言ったように、さらにさらに上の上のステージに行く」

一方、その復帰戦の相手を務めたTMDKの若手たちも、闘志を剥き出しにした。

大岩は「俺たちはまだまだ後藤革命を止めるために動いてますから。後藤洋央紀、お前の右ヒジ、徹底的に狙ってやる」と、非情なまでの“歓迎”の言葉を送った。

怪我という名のドン底から這い上がってきた荒武者。その瞳は、再び新日本プロレスの最前線、そして頂点だけを見据えている。“後藤革命第二章”は、今、始まった。

<写真提供:新日本プロレス>

Pages 1 2

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加