【マリーゴールド】MIRAI、涙のラストマッチで有終の美!盟友・桜井と“てっぺん”での再会を誓う「自分らしく真っすぐに進んでいきたい」

女子プロレス団体マリーゴールド10月13日の東京・後楽園ホール大会で、“魂の申し子”MIRAIが所属ラストマッチに臨んだ。

盟友・桜井麻衣とのタッグチーム「ミライサク」で、ダークネス・レボリューションの野崎渚&CHIAKI組と対戦。

激闘の末に勝利を飾り、涙ながらにファンへ別れを告げると共に、「自分らしく真っすぐに進んでいきたい」と、新たなる“冒険”への旅立ちを誓った。


©マリーゴールド

リング内外で様々なドラマを紡いできたライバル、そして、何よりもかけがえのないパートナーと共に、その魂を聖地のリングに刻みつけた。


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試合は、DRの非情なまでのラフファイトに苦しめられる展開となった。しかし、この日の主役は“ミライサク”。二人の絆は、悪の連携を上回った。


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MIRAIがCHIAKIからパイプイスを奪い取り殴りつけると、最後はMIRAIのラリアットと桜井のバックドロップが合わさる合体攻撃で、CHIAKIから3カウントを奪取。有終の美を飾った。


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試合後、マイクを握った桜井は、涙で言葉を詰まらせながら、共に歩んだ4年間を振り返った。


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「私たちの4年間は長いようで、すごいあっという間でした。でも、あなたと出会えて私は本当によかった。だから、それぞれ別々の道に行っても、絶対にてっぺん目指して、その時にまた必ずリングで会いましょう。今までありがとうございました!」

その言葉を受け、MIRAIもまた、涙ながらに応えた。

「MIRAIも桜井麻衣と出会えて本当によかった。今まで桜井麻衣と経験したこと、絶対に忘れないから。本当にありがとう。MIRAIはこれからもMIRAIらしく歩んでいきます。見ててね。また会おうね」

二人はリング上で座礼を交わし、その深い絆をファンに示した。

バックステージで、MIRAIはその胸の内を語った。


©マリーゴールド

「本当に色々考えたら短かったけど、マリーゴールドで経験できたことは自分のプロレス人生の中ですごく大きいし、いろんなことを小川さんにも叶えていただいたし、本当に感謝しか無いです。自分は人生は冒険だと思っているので、これからどうなるか分からないけど、自分自身を信じて、自分の心の中にあるコンパスを信じて、その方向に自分らしく真っすぐに進んでいきたいと思います」

リング上では多くを語らなかったが、その瞳は、確かに未来を見据えていた。「また魂込めてお会いしましょう」という言葉を残し、MIRAIはマリーゴールドのリングを去った。

“魂の申し子”の、新たなる冒険が始まる。そのコンパスが指し示す先がどこであれ、その魂が再びプロレスのリングで輝く日を、ファンは信じて待ち続けるだろう。

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