【全日本】10.22後楽園、潮﨑豪が宮原の三冠王座へ挑戦決定「全日本に戻ってきたんじゃねえ」HAVOCの一員として宣戦布告

王道のリングが、かつての王者の帰還に激しく揺れた。

9月末でプロレスリング・ノアを退団した潮﨑豪が10月11日、全日本プロレスの埼玉・行田大会に突如出現。

芦野祥太郎率いるユニット「HAVOC」の“X”として、10年ぶりに全日本のマットに足を踏み入れた。

試合後には、現三冠ヘビー級王者・宮原健斗に挑戦を表明し、10月22日の後楽園ホール大会での王座戦が電撃決定した。

この日、芦野のパートナー「X」として姿を現した潮﨑は、ゴングが鳴るやいなや、対戦相手の宮原から怒りの猛攻を受ける。

宮原は「出たり入ったり、出たり入ったり。何がしたいんだ、オマエ、コラ!」と、かつて団体を去った潮﨑への積年の感情を爆発させ、試合は反則裁定が下るほどの大乱戦となった。

試合後、マイクで挑発を続ける宮原に対し、潮﨑は「オマエのその熱い気持ちに応えて、三冠ベルト挑戦させろ!」と、いきなりの王座挑戦を要求。

宮原も「10・22でやってやろうじゃねぇか。てめえのその何年前か分からない止まっている頭脳をオレがけちょんけちょんにいじめてやるよ」とこれを受諾し、旗揚げ記念シリーズのビッグマッチで、新旧の象徴による頂上決戦が決定した。

しかし、バックステージに姿を現した潮﨑は「俺は全日本プロレスに戻ってきたんじゃねえよ。HAVOCをプロレス界にとどろかせてやるよ」と断言。

あくまで自らの立場はHAVOCの一員であることを強調し、団体のための王座獲りを誓った。

10月22日の後楽園大会では、この三冠戦に加え、青柳優馬対小藤将太、安齊勇馬対井上凌のスペシャルシングルマッチも決定。

潮崎の帰還により、全日本マットは風雲急を告げる展開となった。

【大会概要】
大会名:「旗揚げ記念シリーズ 2025」
日時:2025年10月22日(水)18:30開始(17:30開場)
会場:東京・後楽園ホール

【決定対戦カード】
▼三冠ヘビー級選手権試合
【第76代王者】宮原健斗 vs 潮﨑豪【挑戦者】

▼シングルマッチ
青柳優馬 vs 小藤将太

▼シングルマッチ
安齊勇馬 vs 井上凌

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