【WWE】“美しき狂気”ジュリアがNXT時代のライバル・ロクサーヌを沈め両国で女子US王座連続防衛に成功
世界最大のプロレス団体・WWEの日本公演「WWEスーパーショージャパン」は10月18日、東京・両国国技館で2日目の大会を開催。
“美しき狂気”ことジュリアが、NXT時代からの因縁浅からぬロクサーヌ・ペレスを相手に女子US王座の防衛戦に臨み、これに勝利。
前日の3WAY戦に続き、凱旋ツアー2連戦を見事、連続防衛という最高の形で締めくくった。
昨年9月にWWEへ移籍後、NXT女子王座戴冠、スマックダウン昇格、そしてUS王座獲得と、瞬く間に世界へその名を知らしめた。
そのジュリアが、今度はWWEの女子US王者として、思い出の地に凱旋した。

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この日の挑戦者はロクサーヌ・ペレス。
NXT時代には、ジュリアがNXT女子王座を奪取した相手であり、時には共闘したこともある、互いの手の内を知り尽くしたライバルである。
試合は、その歴史をなぞるかのような、オーソドックスなグラウンドの攻防で幕を開けた。

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しかし、ジュリアがエルボー、ブレーンバスター、キャメルクラッチと、日本のファンにもお馴染みのハードヒットなスタイルで畳み掛けると、ロクサーヌもサミングやラフファイトで応戦。
意地と意地がぶつかり合う、激しい展開となった。

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ロクサーヌが変形のラ・ミスティカやヨシタニックといった変幻自在の動きで王者を翻弄すれば、ジュリアもドロップキックで流れを断ち切る。
一進一退の攻防の中、勝負を決めたのは、ジュリアの“狂気”とも言える一撃であった。

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コーナー最上段での攻防。ロクサーヌが雪崩式の必殺技を狙ったところを、ジュリアは強烈な頭突きを連打して迎撃。
体勢を崩したロクサーヌを、そのまま非情な雪崩式ダブルアーム・スープレックスでマットに叩きつけた。この一撃で勝負あり。

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最後は、必殺のノーザンライトボムを完璧に決め、ライバルとの因縁に、そして2日間にわたる凱旋興行に終止符を打った。
前日のベイリー、ライラ・ヴァルキュリアとの3WAY戦、そしてこの日のロクサーヌ戦と、凱旋ロードで二度の防衛を果たしたジュリア。

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日本のリングでその絶対的な強さを改めて証明した“美しき狂気”は、WWE女子戦線の中心で、さらにその輝きを増していく。














