【CMLL】”異国のリングで輝く覚悟” AEW・白川未奈が明かすグランプリへの思い「ルチャリブレのスタイルに勝ちたい」

24日(現地時間)CMLL・グランプリ当日、全選手参加の記者会見が開かれた。終了後、多国籍軍として参加の白川未奈に話を聞いた。

――白川さんはデビュー後、2戦目がメキシコのリングでしたが、それ以来の来墨となるのでしょうか。

白川 2018年にメキシコで1回試合して、その後、AEWのショーで試合はなかったんですけど、その時も来たんですよ。それで今回で3回目です。

――今回はアレナメヒコで試合をするわけですが、この会場の雰囲気というのはいかがでしょうか。

白川 アメリカでも大きな会場で試合することはあるので、「ああ、大きいなー」という印象よりも、なんか足を踏み入れた瞬間、空気が違うんですよ。新鮮な空気が本当にするし、CMLLというブランドに、メキシコの人々はプライドを持っているというのがすごく伝わるから、そこにもちろんリスペクトしています。その場所に異国の選手として試合ができるというのは、なかなかない経験ですよね。たぶんブーイングも、あまりされたことはないですけど、今回は多国籍軍の選手としてされる思いますけど、でも終わった時にはたくさんのメキシコのファンを作って、アメリカに帰ります(笑)。

――今回は日本人選手、中島翔子、葉月、コグマとそれぞれが白川選手が日本にいたころ、関わりの深い人たちだったわけですが、こうして多国籍軍として、再会できたことをどう思いますか。

白川 というかまずねえ、この多国籍軍、私が唯一、全員知っているんですよ。レボプロのカンジも私はその団体のチャンピオンだったんで。もちろん、AEW知っている、スターダム知っている、中島さんはデビューの時のパートナーだったんで知っている。でも、こうやって日本人の選手と会えるのは特別で、単純に日本語で会話できるのが本当にうれしい。いつも、気を張り詰めて英語でしゃべっているから。だから本当に楽しいです。

――それでは本日、グランプリ大会がありますがその意気込みをお願いします。

白川 毎年毎年これだけ出ているのに、日本人が優勝したことがないんですよね。それだと悔しいなあって。今回、日本人がいっぱい参加しますけど、私は日本のスタイルも、アメリカのスタイルも、イギリスのスタイルも、一番いろんなスタイルを知っているから、それを総動員して、ルチャリブレのスタイルに勝ちたいなって思います。

〈インタビュー/写真:泉井弘之介〉

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