【CMLL】中島翔子がカラベラ・ショーコに変身！メキシコ”死者の日週間”にキラに敗戦も「日本にも来てほしいですし、MLWのベルト賭けてとか、機会があればやってみたい相手」

　メキシコは27日の月曜日からいよいよ死者の日ウイ―クに突入。町は骸骨や祭壇、マリーゴールドに彩られ、メキシコ最大のお祭りである「死者の日」の準備が進んでいた。

　今回のアレナプエブラ大会より、CMLLでも死者の日週間として、選手たちがカラベラ（骸骨）メイクを施しての試合を行なう慣わしがある。
　
　入場ゲートや花道が「死者の日」仕様に彩られ、会場のムードはいつもと違った雰囲気に。そして、試合に先立ち、「死者の日」象徴であるカトリーナが登場。また番人たちがそれを取り囲み、いよいよ死者たちがよみがえってくる宣言がなされた。

（C）CMLL /Alexis Salazar

　先陣を切ってカラベラメイクを半分施した中島翔子（カラベラ・ショーコ）が登場。対戦相手は前夜のアレナメヒコ大会にてタッグで対戦したキラとのマノ・ア・マノ（シングルマッチ）。この両者、とても似たタイプであり、今後ライバルへと発展しそうな予感さえ漂う。

　中島がカンパーナで先制すると、なんとキラもカンパーナでやり返す。中島が高角度の回転エビも２カウント。低空のコルバタからドロップキック。キラも二段目ロープに飛び乗ってのアームホイップ。中島は回転式のエルボーを落とし、顔面を踏みつけるとブーイングが沸き起こる。さらにエプロン超えのサマーソルトドロップは不発。キラがエプロン超えのアームホイップで中島を投げる。

（C）CMLL /Alexis Salazar

　キラのムーンサルトを自爆させるとドロップキック。場外へ落ちたキラへトペを敢行！　リングへ戻すと６１９。しかし正面からの二段式蹴りを浴びると、意外な技であるジャーマンで投げ飛ばされ、カウント３。キラの勝利となった。

中島コメント
「（カラベラは）楽しかったです。なんかメキシコにかぶれそうですね(笑)。（相手のキラについては？）自分よりもいっぱいできることがある。夢みたいな選手なので、日本にも来てほしいですし、MLWのベルト賭けてとか、機会があればやってみたい相手ですね」

■10月27日　アレナプエブラ
▼マノ・ア・マノ（10分1本勝負）
キラ（ジャーマンスープレックスホールド）カラベラ・ショーコ

▼時間無制限1本勝負
テッサ・ブランチャード＆スカディ（１－０）カラベラ・ハヅキ＆
カラベラ・コグマ
※テッサがライガ―ボムでハヅキ、スカディがハイアングルライガ
―ボムでコグマをダブルフォール。