【FMWE】堺で初の大仁田組敗北!「人生は負けもある。だから勝ちたいと思うんだ。負けても次がある」

11月3日(月・祝)、大仁田厚率いるFMWEが大阪府堺市の大浜相撲場で「合同会社雅亜グループ presents なくそうイジメ!FMWE地方応援プロレス in 堺・堺超革命!電流爆破プロレス」を開催した。

堺市、和泉市にある拳和館の子どもたちによる空手演舞から始まったこの大会は、堺市を中心に多数の地元企業、店舗の協賛により、堺市のひとり親家庭や養護院などにチケットを贈呈している。

また、プロレスを未来に繋がることも目的に、こども自由席100円に設定。地域と子どもの絆を大切に、プロレスを通した地域活性化を目指して開催され、3回目を迎えた。

メインイベントは、大仁田厚、雷神矢口、佐野直 VS ミスター・ポーゴ、崔領二、スミヒデアキによる6人タッグマッチが、有刺鉄線デンジャラス電流爆破ネット&有刺鉄線電流爆破バットデスマッチの形式で行われた。

今回は主催者の伊藤雅彦代表が運転するベンツのオープンカーで、大仁田は入場。

相撲場にベンツという奇想天外なサプライズに、会場から歓声が起こった。

試合は序盤、大仁田がポーゴに捕まり、崔から電流爆破バットをくらう。

度肝を抜く轟音に会場が騒然となる中、ポーゴは「矢ガモ攻撃」で、追い討ちをかけ、コスチュームがビリビリに破かれた大仁田は満身創痍。

窮地に立たされた大仁田。ポーゴがデンジャラスネットへ落とそうとリング際の攻防が繰り返されたが、粘りも虚しく、あえなく大仁田は有刺鉄線の網へ落下。

激しい煙の上がる地雷の餌食となった。

最後は、スミとポーゴが佐野にダブル電流爆破バットを叩き込み、佐野がマットに沈んだ。

試合後、大仁田は「人生は負けもある。だから勝ちたいと思うんだ。負けても次がある」とマイクで熱く会場に語りかけ、観客の熱狂を誘った。

リングを降りた大仁田は、「子どもたちが100円玉を持って観に来てくれた姿、いいよね。昔はたくさんのプロレス少年が会場を走り回っていた。今日、リングに上げた子も、リングから見た景色はきっと忘れないと思う。プロレスがここ、大阪堺から、未来に繋がればいいな」と語った。

《試合結果》

▼第1試合:シングルマッチ20分1本勝負
×パンディータ(6分55秒)️️〇千葉智紹
※スパイビースパイク

▼第2試合:タッグマッチ20分1本勝負
レイパロマ&×魔苦・怒鳴門(10分30秒)大久保寛人&️〇後藤哲也
※回転エビ固め

▼第3試合:女子タッグマッチ20分1本勝負
ハイビスカスみぃ&×藤井瑠美愛(11分30秒)小橋マリカ&️〇ブランキー真帆
※フライングボディプレス

▼第4試合:道頓堀プロレス提供試合
タッグマッチ20分1本勝負
Gamma&守屋博昭&️〇岩崎孝樹(14分29秒)菊池悠斗&×グリム&バイオレンス・ドラゴン
※バックドロップホールド

▼第5試合:女子シングルマッチ30分1本勝負
〇杏ちゃむ(13分10秒)久令愛×
※ノックアウト

▼第6試合:有刺鉄線デンジャラス電流爆破ネット&有刺鉄線電流爆破バットデスマッチ
大仁田厚&雷神矢口&×佐野直(12分27秒)ミスター・ポーゴ&️〇スミヒデアキ&崔領二
※爆破バットからの体固め

<写真提供:FMWE>

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