【新日本】EVIL、本家ウルフを前にNEVERベルトを金色に塗装「俺がプロレス界の金メダリストだ!」
新日本プロレスは11月4日、テレビ朝日で来年1月4日の東京ドーム大会「WRESTLE KINGDOM 20」の記者会見を行い、柔道金メダリストのウルフアロンのデビュー戦が、NEVER無差別級選手権試合として行われることが、王者EVILから一方的に発表された。

会見に登壇したEVILは、NEVERのベルトを金色のスプレーで塗りたくり、「オイ、見ろ! これがよ、金メダルや。この俺がプロレス界の金メダリストだ」と、ウルフを前に異様な挑発を敢行。
これに対し、ウルフが「僕が金メダリストです」と本物の金メダルを取り出して反論すると、EVILは「俺のことをリスペクトしてないってことだな?」と激高。「お前は柔道じゃなくて“売名の金メダリスト”だろ?」と罵倒を続けた。

そして、「オリンピックの金メダリストと新日本プロレスのチャンピオン、どっちが上か白黒ハッキリつけてやろうじゃねえか」と切り出すと、「お前のデビュー戦はこのNEVERのベルトをかけたタイトルマッチにしてやるよ。俺にケンカ売ったことを、とことん後悔させてやるからな」と、練習生のデビュー戦をいきなり王座戦にするという、前代未聞の“私物化”を宣言した。

突然の発表に対し、ウルフは「僕はまだイチ練習生という立場なので、僕のほうからどうこう言うことはないんですけど、EVILさんがそういうふうにおっしゃったのであれば、あとは会社の判断に任せます」と冷静に対応。
一方、EVILは「値するかどうかじゃねえんだよ。俺がやるって言ったらやるんだよ」と、決定事項であることを強調。デビュー戦に向けて「80パーセントくらい」と語ったウルフに対し、プロレスの“洗礼”として、あまりにも過酷な試練を突きつけた。
【会見コメント】

ウルフアロン 「(金メダルを取り出し)コレはホントにいまの僕にとっては持っていても仕方ないものですし、まあ正直言っていま僕が目指すべきものはプロレスなので、今回もって来させていただきました。(EVILのダーティーファイトについて)まあ正直、ああいったダーティーファイトをされるかたのことをリスペクトはできないです」

EVIL 「(ベルトを金色に塗りながら)ハハハハハッ! オイ、見ろ! これがよ、金メダルや。そしてよ、この俺がプロレス界の金メダリスト、NEVER無差別級チャンピオンの“キング・オブ・ダークネス”EVILだ。お前は柔道じゃなくて“売名の金メダリスト”だろ? お前のデビュー戦はこのNEVERのベルトをかけたタイトルマッチにしてやるよ。俺にケンカ売ったことを、とことん後悔させてやるからな」
『WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退』
日時:2026年1月4日(日) 16:00試合開始
会場:東京・東京ドーム
【決定対戦カード】
▼IWGP女子&STRONG女子ダブル選手権試合
(IWGP女子王者)朱里 vs (STRONG女子王者)上谷沙弥
▼IWGP世界ヘビー級&IWGP GLOBALヘビー級ダブル選手権試合
(IWGP世界王者)KONOSUKE TAKESHITA vs (IWGP GLOBAL王者)辻陽太
▼ウルフアロン デビュー戦 スペシャルシングルマッチ
ウルフアロン vs EVIL
<写真提供:新日本プロレス>














