【スターダム】上谷沙弥、同門・渡辺桃との21分死闘を制し2冠防衛「最高の試合ができて本当に良かった」朱里、安納が即座に挑戦表明
女子プロレス団体スターダムは11月3日、『CRIMSON NIGHTMARE 2025』を東京・大田区総合体育館にて開催した。
メインイベントではワールド・オブ・スターダム&STRONG女子ダブル選手権試合が行われ、王者・上谷沙弥が、今年の「5★STAR GP」覇者であり、H.A.T.E.の同門でもある渡辺桃を迎え撃った。
試合は21分を超える死闘の末、上谷が旋回式スタークラッシャーで勝利。ワールド王座7度目、STRONG女子王座は初の防衛に成功した。

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今年の最強決定リーグ戦を制した渡辺桃と、団体の至宝を二つ保持する上谷沙弥。
同じユニットに所属する両者の対決は、スターダムの「真の最強」を決めるにふさわしい一戦であった。

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序盤は互いの手の内を知り尽くした両者による、静かなヘッドロックや腕の取り合いで幕を開けた。
しかし、桃が場外の上谷を客席に投げつければ、上谷も即座に客席へ投げ返すなど、同門ならではの遠慮のない激しい攻防へと発展する。

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桃が「さっきのお返しやってやるよ」と顔面を踏みつければ、上谷もドロップキックで応戦。

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中盤、上谷がレフェリーを盾にするフェイントを見せると、リング下から桃がバットで殴打。
さらに吏南の介入もあり、H.A.T.E.の非情さが垣間見える。

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桃がエプロンでのBドライバーを敢行すれば、上谷も場外へのフランケンシュタイナーで反撃。
リングに戻っても、桃の蒼魔刀、上谷のカミゴエ、桃の人でなしドライバー、テキーラサンライズ、ピーチサンライズと、互いの一撃必殺の大技が乱れ飛ぶ死闘となった。

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最後は、ピーチサンダーを狙う桃をこらえた上谷がスープレックスホールド。これを返されると、上谷は旋回式のスタークラッシャーを完璧に決め、激闘に終止符を打った。
試合後、上谷は倒れた桃に歩み寄り、マイクを握った。

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上谷「桃…、アンタ本当強えわ!桃と最高峰のベルトを懸けて最高の試合ができて本当に良かった!ありがとう」
差し出された手を、桃はためらいながらも握り返す。しかし、その表情は悔しさに満ちていた。
桃「あー、最高の試合だよ、そりゃよ。だけどな…悔しくて仕方ねーんだよ、こっちは!あ~、わかった…。わかったよ。決めたよ。私はオマエからベルトを取るまでゼッテー諦めね-から。ゼッテーに強くなってやるからな。いつまでもテメーの背中見てると思うなよ!待っとけ、クソ野郎が!」
桃がリングを去ると、休む間もなく二人の挑戦者が姿を現した。 まず登場したのはIWGP女子王者の朱里であった。

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朱里「上谷沙弥、オマエが1・4東京ドームに出るなら、相手はIWGP女子チャンピオンの私でしょ!?このIWGPのベルトと…」
朱里がSTRONG女子ベルトを指差すと、続いて安納サオリが登場した。

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安納「12月29日、両国国技館…赤いベルトは私しかおらんやろ」
矢継ぎ早の挑戦表明に対し、王者・上谷は余裕の表情で二人を断じた。

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上谷「沙弥様人気者だな~!わかったわかったわかった。まずは朱里。朱里となら東京ドームという最高の舞台で女子プロレスを象徴するような試合ができると思う。この新日本の象徴のSTRONGのベルトと、IWGPのベルトを懸けてやろうや。そしてサオリちゃーん!アンタさ、最近遠慮してんのかわかんないけど、ぜんぜん存在感なくない?遠慮しちゃってるの?中野たむがいなくなったっつーのにさ、いまのオマエぜんぜん魅力感じない」
安納「黙れよ。私はな、覚悟決めた。安納サオリが上谷沙弥を倒す!」
上谷「中野たむ倒した、玖麗倒した。なつぽい倒した。あとはザコ、オマエだーー!ハハハー。そうだな、コズミックエンジェルズ目障りだし、ちょうどいいじゃん。わかったよ。赤いベルトを懸けて、12月29日両国でオマエとやってやるよ。恥かかないように気をつけな。はい解散、解散」
二人の挑戦者を一蹴した上谷は、「まだまだプロレス界を支配してやるよーー!しもべたちよ跪け、永遠にさようなら」と叫び、二本のベルトと共に大会を締めくくった。
【試合後バックステージ】

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上谷沙弥 「5★STAR GP覇者の渡辺桃とこの最高峰のベルトを懸けて、最高の試合ができて本当に良かった。(中略)今日は渡辺桃の日頃の感謝と、たくさんの愛を込めて試合をした。それが渡辺桃にも伝わってたんじゃないかな。 そして1・4東京ドーム、IWGP(女子)とSTRONG(女子)のベルトを懸けて、朱里となら、あの強さを誇る朱里となら女子プロレスを象徴できるような最高の試合が2冠を懸けて、東京ドームという大舞台でできるんじゃないかな。 そして安納サオリ。(中略)アイツさ、最近まったく存在感ないよね?息してるの?(中略)フリーのときのほうがぜんぜん存在感あったよね?(中略)いい試合できるかな?自信ないな。まぁ、でもアイツ、コズミックエンジェルズ、潰しがいあるじゃん。12月29日、両国でオマエ、恥かかないように気をつけろよー!」

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渡辺桃 「ハァ……。もう泣いてねぇよ。な?まあ、私は潔いから…。潔いし、こんなところでヘコたれる私じゃないし。絶対に諦めない!私は上谷からベルトを取るまで絶対に諦めない。 やっぱ騙しだましやってきたけど、限界があったみたいで…。いまの、いまの私じゃ万全じゃないんだよ。だからこのヒザ、ずっと全力でやってきたけど、このヒザを治すまでは私は最強になれないと思ってる。だから、しばらく休んでまた最強になって帰って来て、上谷から絶対に私はベルトを取る。今決めた。 まあ、いまのH.A.T.E.ならスターダム支配してくれるでしょ?だから任せたよ。私は少し休む」














