【ノア】杉浦貴&マサ北宮が“悪の連携”でGHCタッグ王座を強奪!試合後、KENTAが杉浦に一騎打ちを要求「俺はさ、タカシの笑った顔が大好きなんだよ」

プロレスリング・ノアは11月21日、宮城・仙台サンプラザホールにて『CROSS OVER 2025』を開催した。

第6試合で行われたGHCタッグ選手権試合では、挑戦者の杉浦貴&マサ北宮組が、王者のハンク・ウォーカー&タンク・レジャー組を下し、わずか2週間での王座奪還に成功した。

しかし、試合後にリングに現れたKENTAが杉浦貴に対し、デビュー25周年記念日となる12月23日後楽園ホール大会でのシングルマッチを要求するという劇的な展開が待っていた。

試合は、極悪ユニット「TEAM 2000 X」の“悪の連携”が猛威を振るう展開となった。8日の後楽園大会でベルトを奪われた杉浦貴&マサ北宮組は、リマッチとなるこの一戦でも、WWE・NXT出身の王者コンビが誇るフィジカルと連携に苦戦を強いられた。  

しかし、TEAM 2000 Xはセコンドのヨシ・タツやタダスケを巧みに介入させ、試合の主導権を渡さない。終盤、マサ北宮が王者組の合体攻撃を受け、フォールを奪われそうになる絶体絶命のピンチに陥ったが、ここでヨシ・タツがレフェリーの足を引いてカウントを阻止。

リング上が無法地帯と化す中、杉浦貴がタンク・レジャーに強烈なイス攻撃を見舞い、さらにオリンピック予選スラムで追撃した。最後はダメージの残るタンク・レジャーをマサ北宮が押さえ込み、息を吹き返したレフェリーが3カウントを叩いた。

手段を選ばぬファイトでベルトを取り戻したTEAM 2000 X。マサ北宮はバックステージで、「おい、正規のレフェリングで、真っ向勝負で、完全勝利でTEAM 2000XがGHCタッグのベルトを取り返した。誰にも文句は言わせねえ。これ以上ない結果だ。あるべきところにベルトが戻った。それだけだ。I’m the Chairman! ハッハッハッハッハー!」と、介入など無かったかのように豪語した。

リング上で勝ち誇る杉浦貴の前に、突如としてKENTAが姿を現した。かつての盟友であり、同期でもあるKENTAはマイクを握ると、現在の杉浦貴の姿に疑問を投げかけた。

 「オイ。杉浦さん、あんた、ホントにこんなんで満足なのか? ムスッとして…。俺はさ、貴の笑った顔が大好きなんだよ。かわいくて、愛くるしくて、愛おしいあの笑顔をまた見せてくれよ」

KENTAは杉浦貴に対し、現在のヒールユニットでの活動が本意ではないのではないかと問いかけ、さらに特別な日付での対戦を提案した。

「今年、俺たち25周年だよな?どうよ。12月23日、後楽園ホール。アンタがデビューした日だよ。俺とシングルマッチしようよ。俺が、貴の笑顔を取り戻してやるよ」

この呼びかけに対し、杉浦貴は直接言葉を発することはなく、隣にいたヨシ・タツに耳打ちを行った。代弁者となったヨシ・タツは「KENTA…小林さん!いや、お前(ノアに)入り直したから、やっぱり〝小林〟だな」と挑発的なマイクを行ったが、KENTAは冷静に「滑ったな」と指摘。  

ヨシ・タツは動じることなく、改めて杉浦貴の言葉として「しょうがねえから、やってやるよ」と対戦受諾を宣言した。これにより、杉浦貴のデビュー記念日であり、両者のデビュー25周年イヤーを締めくくる12月23日後楽園大会での同期対決が決定的となった。

杉浦貴はノーコメントで会場を後にしたが、KENTAはバックステージで杉浦貴への想い、そしてさらなる野望を口にした。

「タカシ、いつものタカシに戻れよ。ホントはさ、Xで、この時代に適さない、もう不適切すぎるXでポストしたいんだろ? ホントは。ねえ? コンプライアンスのこの時代を無視したような、あのXでのポストはどこいったんだよ? あれをまた俺たちに見せてくれよ。全部、全部のタカシを俺が12月23日、取り戻してやる。それからお前のタッグのベルトも獲っちゃおうかなあ。12月23日、楽しみにしてるよ」

“不適切な”杉浦貴を取り戻すと宣言したKENTA。奪還したばかりのGHCタッグ王座への挑戦も示唆しており、12月23日の決戦に向け、両者の25年の歴史が再び交錯することになる。

<写真提供:プロレスリング・ノア>

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