【2019年版】初めてプロレスを観戦する時に覚えておきたい4つのルール(おまけで観戦ファッション講座あり)

みなさんこんにちは、プ女子なイラストレーターのはしもとあやねです。
プロレスオタク歴は2019年で5年目に突入しました!

初めてプロレスを観戦したのは、プロレス好きの弟がきっかけ。
家族で観戦に行ったのですが、その当時の私はなんとなく弟の解説を聞きながらプロレス番組を見て、ルールは「3カウントとられたら負けなんでしょ?」レベルの浅い知識での観戦でした。

初観戦の感想は、大人になってこんなにはしゃぎまわったことがない!」というくらいとんでもなく楽しい時間で、雷に打たれたように衝撃的でした!
技や選手の名前が分からなくても十分楽しめて、最高の思い出になりました。

プロレス初心者「いま何が起きてるの??」


「この魅力や衝撃を他の人にも知ってもらいたい!!」と思い、ある日わたしは会社の上司をプロレス観戦に誘ったことがありました。
プロレス初心者の上司は「楽しかったよ」とは言ってくれましたが、しかし時々謎のカウントが始まったり、関節技を決めてリング上では動きがあまりないように見えるのに周りの人はものすごく必死に声援を送っていたりと「今何の時間なの??」「なんでいまレフェリーの人、技を解いたの?」とつぶやいていて、イマイチ盛り上がり切れていない様子でした。

そう、私は上司にプロレスを楽しむための最低限のルールを伝え忘れていたのです…。

たしかに急によくわからないこと起きて、自分以外が盛り上がってしまっていたらせっかく高まってきたテンションもちょっと冷めてしまうかもしれませんね。
私も初観戦の時に「いま何してるんだろう…?」と少し気持ちが覚めた状態で観た瞬間があり、弟にすぐルールの補足をもらったことを思い出しました。

そんな方がもっと少なくなればと思い、この記事でははじめてプロレスを観る人が楽しむための「最低限覚えて置きたいルール」をご紹介しようと思います。

目次

はじめてプロレスを観る人へ 覚えておきたいプロレスのルール4つ

①ピンフォール(3カウント)のルール

一方の選手が相手選手の両肩をマットに押し付けた状態で、レフェリーが片手でリングを叩き規定のカウントを数えるとピンフォールとなり、勝利が確定する。(Wikipedia「ピンフォール」より引用)

レスリングを普段見ない方は、目から鱗かもしれません。
基本的には仰向けの状態で3カウントを取られると勝利が確定、といったルールです!
相手選手はカウント2で跳ねたり片方の肩を浮かせることでピンフォールを回避できます。
タッグマッチだと、味方の選手が救出するカットプレイも!

②反則技

    • こぶし(ナックル)による殴打
    • 相手選手への急所(金的)に対する攻撃
    • 相手選手の頸部を絞め落とす攻撃
    • 凶器の使用

(Wikipedia「反則行為」プロレスの項より引用)

基本的に上記が反則行為です。
ロープによる首しめなどのじわじわ効いてくる反則行為が発覚しても5カウント以内に解除すれば許されるパターンもあったり、椅子などを物理的に殴打したりすると速攻で反則負けになったりなど凶器によって変わってきたりもします。(イエローカードやレッドカードのように、「注意」と「退場」の差かもしれませんね)

「反則ならプロレスでよく見る椅子とか堂々とつかえないじゃん!」と思われるかもしれませんが…基本レフェリーにバレなければなんでもありだったりします。
大胆に反則をしている選手がいた時に「何で止めないんだろう?」とレフェリーの方を見たら、反則をしている選手の仲間が、レフェリーの気を引いていたりしてみていない、なんてことも!?
武器を使用しているヒールレスラーを見つけたら、思いきりブーイングしましょう!

③場外カウントアウトのルール


プロレスは基本、リング上で行われる競技です。
場外乱闘等でリングの外に行ってしまった場合、レフェリーがコールする20カウント以内にリングに帰ってこないとリングの外に出た選手が敗北となってしまいます。
20秒ではなく20カウントです)

これで敗北するのはけっこうレアケースですが、毎年開催される「G1 CLIMAX」「KING OF GATE」等のような勝ち点で決勝までの切符がきまるようなシングルのリーグ戦等で見かけることがあります。
例えば、手錠でリング外の鉄柵に相手選手を固定して強制的に戻れなくしたりとか、20カウントギリギリで急所攻撃をして戻れなくしたりとか…って大体反則勝ちですね…(笑)
もちろん「疲労のあまり立ち上がれず」、という例もあります。
カウント18、19まで行ったときはハラハラです!応援している選手がリングに戻ってなかったら声援を送りましょう!

④ロープブレイク

技をかけられた側の体の部分がロープに触れるかエプロンに完全に出た際に技が解除される(Wikipedia「プロレス」より参照)

スリーパーや関節技を食らった選手が、必死にロープ目がけて手を伸ばしている場面があります。
私が初観戦の時に唯一「今何をやってるんだ?」と疑問に思ったのがこれでした。
関節技をかけられてしまうと、曲がってはいけない方向に肘や肩を曲げられてしまい容易には抜け出せません。

そこでの救済処置が、ロープに触れるとレフェリーから技の解除の支持が入る「ロープブレイク」というわけです。

そういうわけで、関節技等をかけられてしまった選手はロープめがけ腕や足をのばしています。
もちろん関節技以外にも、ロープに背中や手が当たった場合もロープブレイクになります。

まとめ

「ピンフォール(3カウント)、反則技、場外カウントアウトのルール、ロープブレイク」。

かんたんなルールを頭の片隅に置いておけば、観ていて何をやっているかわからないということはないと思います。
せっかくのプロレス観戦。全力で楽しむためには「はてな」が少ない方が断然良いです!

あとは、軽くホームページの選手一覧を見てフェーリングでもいいので応援する選手をピックアップしておりたり、一緒に連れて行ってもらう知り合いや友人におきまりのコール等を教えてもらうとより楽しめると思います!
(新日本プロレス小島選手なら「いっちゃうぞバカヤロー!」、ドラゴンゲートの斎藤了選手なら「サイクリングヤッホー!」など)

じわじわ覚えていけば良い

厳密に言うと他にもルールはたくさんあります。
例えばドラゴンゲートだと、ルチャリブレというメキシカンスタイルのルールが取り入れられていたりなど団体ごとに違ったりするのですが、初めからたくさんルールをつめこんでも、なかなか覚えられないものです。

私としては無理して色々詰め込んで観に行くのではなく、あえて簡単なルールだけを頭に入れて観戦するのがオススメです!
「何も知らない」という状態ほど楽しいものはないと思います!
今でも私はあえて対戦カードを見ずに観戦に行ったり、グッズ情報を知らないまま会場に行ったりして、意図的に「何も知らない状況」を作っています。

英語と一緒で、教科書の英単語を一気に覚えるよりも毎日少しずつ使い方や読み方を学んだり、時々外で単語カードをめくっていくことで頭に入っていくものです。
選手の名前や技の名前も覚えているとより楽しめますが、プロレスも実際に観戦後、わからないところがあったり疑問に思ったことがあったら知っている人に聞いたり、また調べてみたりすればいいと思います!

そして、しっかり覚えてきた後にまた会場にいって2回目の観戦を思いっきり楽しめば最高ですね!

【おまけ】「みんなで」楽しむためのプロレスコーデ

こちらはオマケですがプロレスを観戦する際の服装等も最後にご紹介しようと思います。(あくまで個人的な意見です)

いざという時に逃げやすいように!ズボン、スニーカー等の動きやすい服装

前の座席で観戦する方はパンツスタイルでヒールなしの靴をお勧めします。
場外乱闘でお客さんの席めがけて相手選手を投げたりですとか、ポールから場外へ飛び技をする危険技もあります!
その際、練習生や係りの人に逃げるよう促されるのでいざ!というときに逃げやすい格好をおすすめします!
ちなみに私は、運がいいのか悪いのかまだ逃げたことありません(笑)

後部座席の人のために髪をアップにしない、ポンポン付きのニット帽等の被り物は控える

あくまで個人的な意見ですので絶対ではありませんが、プロレスの楽しみは観るだけではなく、会場にいる人全体が応援したりおきまりのフレーズを合唱したりなど顔も名前も知らない多人数の人と一つになれる瞬間があることも一つの楽しみだったりします。
そのためには周りの人に迷惑をかけないように、最低限のマナーは守った方が気持ちよく楽しめます。(プロレス以外ものでももちろん該当しますけどね!)
お団子頭やポンポン付きのニット帽は、うっかりミスの一つです。
プロレス会場には意外にも小さなお子さんが多く、その気ではなくても後ろの人が見えにくくなる要因になったりするので、できるだけ控えましょう。

最後に

最後まで見ていただいた方ありがとうございました。
私はプロレスを見てそれまでモノクロだった世界にフルカラーで色がついたような衝撃を体感しました。

初めて観戦されるみなさんも、ドキドキしてワクワクするプロレスを楽しんでくださいね!
会場のの雰囲気を感じたい方は、団体公式の動画配信や、私や他の方が書かれているような観戦レポートを見ていただければと思います!

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