【新日本】K.O.BがBブロック首位通過! 新世代対決は壮絶打撃戦の末、Ice&OSKARが海野&上村を粉砕「タイトル取った状態で優勝や!」
新日本プロレスは12月9日、福岡・飯塚市総合体育館にて『WORLD TAG LEAGUE 2025』第14戦を開催した。
Bブロック公式戦の最終戦となるメインイベント(第8試合)では、共に4勝2敗で並ぶ海野翔太&上村優也組と、現IWGPタッグ王者“Knock Out Brothers(K.O.B)”Yuto-Ice&OSKAR組が激突した。
勝った方がブロック1位通過となる大一番は、10.13両国でのタイトルマッチの再戦。雪辱に燃える海野&上村組と、王者としてのプライドを懸けたK.O.Bの意地がぶつかり合う激戦となったが、最後はK.O.Bが圧倒的な破壊力を見せつけ、リーグ戦1位での準決勝進出を決めた。

試合はゴング直後からヒートアップした。先発の上村とIceが激しくやり合う中、海野も加勢しダブル攻撃で先制。
しかし、OSKARが登場すると流れは一変する。海野に対し強烈な逆水平チョップやキャメルクラッチで痛めつけ、さらにIceと共にラフファイトを展開。

場外戦ではIceが上村をフェンスに叩きつけ、リング内ではOSKARがバックブリーカーで海野の腰を破壊しにかかった。
防戦一方となった海野だったが、OSKARのバックドロップを切り返しドラゴンスクリューで反撃。スイッチした上村もIceに対しドロップキックや腕ひしぎ逆十字で攻め立てる。

試合中盤、Iceと上村が正面からエルボーを打ち合う場面では、会場のボルテージが最高潮に達した。
互いに一歩も引かず、ヘッドバットやラリアットが交錯。

OSKARの介入を海野が阻止し、逆に雪崩式ブレーンバスターで巨体を投げ捨てるなど、新世代タッグも驚異的な粘りを見せた。
終盤は目まぐるしい攻防となった。海野&上村組はダブルのバックドロップや合体技を繰り出し、OSKARをあと一歩まで追い詰める。

しかし、王者の底力が勝った。OSKARは海野の猛攻を耐え抜くと、ナイトメアホールドで捕獲。
海野も頭突きで脱出を試みたが、Iceが絶妙なタイミングでカットに入り、AMBITION(変型スリングブレイド)を炸裂させた。

動きの止まった海野に対し、OSKARはツームストンパイルドライバーの体勢へ。
そこへIceが飛びつき、必殺の合体技「K.O.B」が完璧に決まった。
この一撃で海野は万事休す。OSKARが3カウントを奪取し、王者の貫禄を見せつけた。
この結果、Bブロックは1位・K.O.B、2位・ザック・セイバーJr.&大岩陵平組での通過が決定した。

試合後、マイクを握ったIceは「オレはよ、これだけは譲れねえんだ。プロレスラーが一番ケンカが強い!どうや、今日?生の感情さらけだした、これがカネの取れるケンカや!」と、独自のプロレス論を展開。
「残り準決、決勝か。オレらが勝ってよ、タイトル取った状態で優勝や!」と、IWGPタッグ王者としての完全優勝を宣言し、飯塚の夜に“プロレスハイ”をもたらした。
勝利したK.O.Bはバックステージでも舌好調。

OSKARは敗れた海野&上村組に対し「自称”YU-SHO”とかいうヤツら。笑わせんな。解体してとっとと帰れよ」と切り捨て、「これを本気で欲しがってるのは俺らK.O.Bだけ」とベルトへの執着心を露わにした。

Iceも「一番大事にしとんのは、ナマの感情や」と語り、次なる戦いへ視線を向けた。準決勝の相手となるAブロック2位の辻陽太&ゲイブ・キッド組について問われると、「Highになんな、オイ。ゲイブ、テメーが新日本プロレス愛を語ろうが、AEWに行こうが、どうだっていいんだよ。お前の考えとるプロレスで、俺らをHighにしてくれよ」と不敵に笑い、辻に対しても「“月の光”?ちょっと俺に寄こせ」と挑発した。
一方、リベンジならず予選敗退となった海野&上村組はノーコメント。言葉少なに会場を後にする姿が、敗北の重さを物語っていた。
いよいよベスト4が出揃った『WORLD TAG LEAGUE 2025』。
K.O.Bの勢いは止まらないのか、それとも他チームが待ったをかけるのか。
決勝トーナメントへ向け、戦いは新たな局面を迎える。
<写真提供:新日本プロレス>
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