【新日本】TMDK・ザック&大岩が毘沙門のV4の夢を粉砕し優勝決定戦へ進出「あと1勝であのトロフィーがゲットできる」
新日本プロレスは12月10日、長崎・出島メッセ長崎にて『WORLD TAG LEAGUE 2025』第15戦を開催した。
メインイベント級の第7試合では、優勝決定戦への切符を懸けた準決勝が行われた。Aブロックを1位で通過し、2年ぶり4度目の優勝を狙う“毘沙門”後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組に対し、Bブロック2位通過の“TMDK”ザック・セイバーJr.&大岩陵平組が挑んだ一戦は、劇的な結末を迎えた。

試合は、タッグの完成度で勝る毘沙門が、その鉄壁の連携でTMDKを追い詰める展開となった。3連覇中の王者組は、阿吽の呼吸で繰り出す合体攻撃でペースを握り、悲願のV4へ向けて盤石の強さを見せつける。

しかし、勢いに乗るTMDKも引かない。若き大岩が真っ向勝負で食らいつけば、ザックは変幻自在のテクニックで相手を翻弄し、好機をうかがう。

そして迎えた24分過ぎ、勝負の分かれ目は一瞬だった。毘沙門が勝負を決めにかかったその瞬間、ザックが後藤の一瞬の隙を突き、最後はジャックナイフ式エビ固めで3カウントを奪取。強固な肉体を誇る後藤を完璧に丸め込み、電光石火の3カウントを奪取した。
場内がどよめきと歓声に包まれる中、“TMDK”が4度目の優勝を狙う“毘沙門”の牙城を崩し、優勝決定戦への進出を決めた。

試合後、興奮冷めやらぬ様子の大岩は“毘沙門”について「3連覇してる毘沙門に勝っても驚きじゃないぐらい、俺たちTMDK、今勢いあるんで。1勝、あと1勝であのトロフィーがゲットできる」と優勝決定戦への期待を語った。

ザックも大岩が“TMDK”に入ってもうすぐ1年になることに触れ「ハヤイ。人生はあっという間だ。楽しめ。毎日クソほど酔っぱらうんだ。キョウ、ドウスル?チョット?」と祝杯に誘うと、大岩は「10杯だけなら」と歩み寄るが、ザックは「10杯なんてなんでもない」と一蹴するなど、リング外でも息の合った(?)掛け合いを展開。

一方で、大岩が公式戦で敗れた相手(K.O.B)へのリベンジと、その先に見据えるタッグ王座奪取を力強く誓うと、ザックも「相手が誰であろうと関係ない」と呼応し、揺るぎない自信を見せた。
あと一歩のところで優勝決定戦進出を逃した毘沙門。後藤洋央紀はノーコメントで控室へ消えたが、パートナーのYOSHI-HASHIは潔く敗北を認め、その上で再起を誓った。

「俺とごっちゃん、毘沙門は新日本に限らず世界一最高のタッグだと思ってる。でも、今日はアイツらが上手を行ったよ。もう正直、俺たちの負けだよ。 でも俺たちは倒れてからが強えからな、オイ。こうやって負けた後、さらにさらに進化して凄みを増していく。だからこそ、次、また俺とごっちゃんが組んでリングに上がる時、楽しみにしとけよ。いいか」
頂上決戦へ向け、ザックと大岩のボルテージは最高点に達しようとしている。
<写真提供:新日本プロレス>
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