【全日本】綾部蓮&タロース組が『世界最強タッグ』初制覇!世界タッグ王座獲りを宣言「今後まだまだ絶望を見せていくからな」
全日本プロレスの年末の風物詩「世界最強タッグ決定リーグ戦 2025」の優勝決定戦が12月10日、東京・後楽園ホールで開催された。
決勝のリングで対峙したのは、共に初出場ながら圧倒的な破壊力で勝ち上がってきた2チームであった。
Aブロックを4勝1敗の首位で通過した綾部蓮&タロース組、通称“タイタンズ・オブ・カラミティー(ToC)”。
対するは、Bブロックを無傷の5戦全勝で突破した現世界タッグ王者、ザイオン&オデッセイ組の“HAVOC”である。
規格外の巨体を持つ4選手が激突した頂上決戦は、綾部蓮とタロースが王者組を粉砕し、初出場にして初優勝の栄冠を掴み取った。
ゴングが鳴るや否や、リング上は常人離れした肉弾戦の戦場と化した。

身長200センチの綾部と213センチのタロース、合計身長413センチを誇るタイタンズ・オブ・カラミティーに対し、HAVOCも196センチ・184キロのオデッセイ、188センチ・112キロのザイオンと、まさにスーパーヘビー級の怪獣大戦争の様相を呈した。

序盤から会場狭しと暴れ回る場外乱闘が繰り広げられたが、中盤はToCにとって苦しい展開となった。
213センチの巨塔タロースが、HAVOCの規格外のパワーによってリフトアップされ、マットに叩きつけられるなど集中砲火を浴びる。

王者組の連携と破壊力は、伊達に全勝で勝ち上がってきたわけではなかった。
しかし、この劣勢を跳ね返したのが綾部蓮であった。タロースからタッチを受けると、その長身から繰り出す打点の高いエルボーで流れを一気に引き戻す。

互いに一歩も引かず、4選手がリング上でダウンするほどの消耗戦となったが、終盤の勝負所でタイタンズ・オブ・カラミティーの連係が火を噴いた。

ザイオンを捉えると、綾部とタロースは豪快なダブルチョークスラムでマットに叩きつける。

最後は綾部がザイオンを雪崩式ブレーンバスターで投げ捨て、とどめとばかりに必殺のデスルーレットを炸裂。
現タッグ王者から完璧な3カウントを奪取し、後楽園ホールを熱狂と「絶望」の渦に巻き込んだ。

試合後、栄光のトロフィーを軽々と掲げた綾部は、リング上でマイクを握り、観衆と対戦相手に向けて勝ち誇った。

「世界最強タッグ決定リーグ戦、制覇だ。どうだ、絶望を味わったか?決勝の相手ザイオン、オデッセイ最高に強い、楽しい相手だった。そして何よりもタロース、最高のパートナーだよ」

不敵な笑みを浮かべる綾部の横で、パートナーのタロースも「ありがと、アヤベサン」と流暢な日本語で応え、さらに「ありがとうございます!」と叫びながら四方の観客へ深々とお辞儀を見せた。
リーグ戦を制覇した綾部の視線は、すでに次なる標的、HAVOCの腰に巻かれたベルトへと向けられていた。
「世界タッグのベルトというのも一番強いものが巻くべきなんだ。ザイオン、オデッセイ確かに強かった。ただ我々タイタンズ・オブ・カラミティーの方が上なんだ。そのベルトは我々のもとにあるべきなんだ。いつでもいいよ。次は世界タッグのベルトをかけて我々と戦ってもらおうか」
現王者からの直接勝利を実績に、堂々の王座挑戦を表明。そして綾部は、この優勝があくまで通過点であることを強調し、全日本プロレスの頂点捕獲を宣言して大会を締めくくった。

「まだ序章にすぎない。今後まだまだ絶望を見せていくからな。つまりだ。この全日本プロレス頂に立つのは我々タイタンズ・オブ・カラミティーだ」
巨塔たちがもたらした「絶望」という名の希望。全日本プロレスのタッグ戦線は、綾部蓮とタロースという新たな支配者の出現により、風雲急を告げることとなった。
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