【DDT】イルシオンが2025年最終戦を締め、KO-D10人タッグ王座を奪取! 「DGC優勝して佐々木さんのUNIVERSALに挑戦する」

 DDTプロレスが12月28日、愛知・今池ガスホール(名古屋市)で年内最終興行「年の瀬☆ドラマチックパレード2025」を開催した。ダムネーションT.Aの佐々木大輔&岡谷英樹&MJポー&デムース&イルシオンがD GENERATIONS(DGS)の王者組(To-y&&高鹿佑也&石田有輝&須見和馬&佐藤大地)を破り、KO-D10人タッグ王座を奪取。ピンフォールを奪ったイルシオンは新世代シングル・ナンバー1決定リーグ戦「D GENERATIONS CUP 2026」(2026年1・5新宿FACEで開幕)での制覇を宣言した。

 本来の王者組は中村圭吾&To-y&&高鹿&石田&須見だが、中村は現在無期限で海外武者修行中。同王座の「王者組は5選手のうちリーダーを含む3選手以上のメンバーが出場すれば、他のメンバーを変更し防衛戦を行うことが可能」との規定に則り、佐藤が代わりに入った。

 「DGC」に向け、DGS軍はしっかり防衛して、個人闘争に突入したいところだが、ダムネーションT.Aは場外乱闘で主導権を握った。それでも、DGS軍はTo-y、高鹿、須見のトペ三重奏から次々と合体攻撃を決めていった。だが、須見とイルシオンの一騎打ち状態になったところで、場外にいた佐々木が須見をイスで殴打。すかさずイルシオンが得意技のスワントーンボムを投下して勝利を奪い、王座が移動した。

 佐々木は来年1・25後楽園でKO-D無差別級&DDT UNIVERSAL2冠王者の上野勇希、クリス・ブルックスと2本のベルトをかけて、変則3WAYマッチに臨む。「DGC」覇者にはUNIVERSAL王座への挑戦権が与えられる。

 5本のベルトを一人で手にしたイルシオンは「俺たちが10人タッグチャンピオン、ダムネーションT.Aだ! 来年のDGCを前にあんなザコたち、ぶっ倒してこのベルトを獲った! 来年、佐々木さんはKO-D無差別級とUNIVERSALのチャンピオンになるんだ! そして俺はDGCを優勝して、佐々木さんのUNIVERSALに挑戦して同門対決だ!」と叫んだ。佐々木が立ち上がって睨み付けると、一瞬たじろいだイルシオンだが、最後は「2025年、俺たちがこのDDTを締める! じゃあ最後に! 会場にお集まりのダムネーションT.Aファンの皆さ〜ん、愛してま〜す!」と、百年に一人の逸材ばりのマイクで2025年のDDTを締めくくった。

 バックステージで佐々木は「こんなゴミみたいなベルト、あんなゴミみたいな奴から獲ってどうすんだ。いらねぇだろ。ただな、このベルトを獲ったことにより、俺はグランドスラム達成だ。DDTのありとあらゆるベルトを獲った。これから名古屋の一番いいレストランでセレモニーだ!」とまんざらでもない様子。かたや、王座から陥落したDGSメンバーはそれぞれ「DGC」での激闘を誓い合っていた。

 また、今大会をもって左ヒザの治療のため、欠場に入る高尾蒼馬が第4試合でHARASHIMAと一騎打ち。欠場前最後の試合を勝利で飾りたい高尾だったが、公認エンドレスワルツをジャックナイフで切り返され、それを返すと顔面に至近距離から蒼魔刀を叩き込まれて敗退。

高尾は「欠場期間は決まっていないし、自分も分からないので不安なこともありますが、たくさんのお客さんが来てくれているので、DDTはさらに上に行くと思うし…。自分も来年必ず復帰して、このリング…名古屋の皆さんの前にも顔を出せればと思うので、皆さん待っていてください!」と復帰を誓った。

 なお、セミファイナルではKO-Dタッグ王者組のMAO&KANON(ストレンジ・ラブ・コネクション)と上野勇希&男色ディーノの異色コンビが対戦。試合前、上野組は同王座を狙い、世界進出まで目論んでいることがアナウンスされた。その野望通り、奇襲攻撃を仕掛けていった上野組は、意外にも息ピッタリで王者組と激しい攻防。ディーノは会場内のカーテンの中にKANONを連れて行くと、コスチュームを脱がしてリングアウト勝ち狙い。意を決したKANONはアンダータイツ一丁でリング内に滑り込む。

MAOからのゲキを受けて、さらにアンダーアイツを脱いで細ビキニ姿になると、豪快なラリアットでディーノを吹っ飛ばして辛くも勝利。敗れた上野とディーノは、メイン終了後のエンドアナウンスでチーム解散を宣言したが、来年また組むかもしれないとも語った。

【大会名】年の瀬☆ドラマチックパレード2025
【日時】2025年12月28日(日)
【会場】愛知・今池ガスホール

▼オープニングマッチ 30分一本勝負
○夢虹 vs 葛西陽向●
6分45秒 片エビ固め
※ファイアーバード・スプラッシュ

▼第二試合 30分一本勝負
飯野雄貴&○納谷幸男 vs 平田一喜●&彰人
8分3秒 体固め
※エルボードロップ

▼第三試合 30分一本勝負
秋山準&樋口和貞&●吉村直巳 vs クリス・ブルックス&アントーニオ本多○&正田壮史
12分59秒 前方回転エビ固め

▼第四試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○HARASHIMA vs 高尾蒼馬●
8分47秒 体固め
※蒼魔刀

▼セミファイナル スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
上野勇希&●男色ディーノ vs MAO&KANON○ with KIMIHIRO
13分25秒 体固め
※ラリアット

▼メインイベント KO-D10人タッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>To-y&高鹿佑也&佐藤大地&石田有輝&●須見和馬 vs 佐々木大輔&岡谷英樹&MJポー&デムース&イルシオン○<挑戦者組>
16分51秒 片エビ固め
※スワントーンボム。To-y組が2度目の防衛に失敗、佐々木組が第11代王者組となる。

〈写真提供:DDTプロレス〉

Pages 1 2

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加