【ノア】兄弟の絆、元日武道館で崩壊!アルファ・ウルフが“闇落ち”急所蹴りでGHCナショナル強奪、『TEAM 2000 X』入りを宣言!!

プロレスリング・ノアは2026年1月1日、東京・日本武道館にて「NOAH “THE NEW YEAR” 2026」を開催した。

第5試合で行われたGHCナショナル選手権試合では、王者ドラゴン・ベインに対し、実兄であるアルファ・ウルフが挑戦。世界を席巻してきた兄弟タッグチーム「ロス・ゴルペアドーレス」による骨肉の争いは、兄の裏切りという衝撃的な結末を迎えた。

試合は互いの手の内を知り尽くした兄弟ならではの、目まぐるしいルチャ・リブレの攻防で幕を開けた。しかし、その均衡を破ったのは外部からの介入であった。

試合途中、極悪ユニット「TEAM 2000 X(T2KX)」のヨシ・タツが突如としてリングサイドに出現したのである。  

ベインはリング下のヨシ・タツに気づき、激しい舌戦を展開。注意が完全に逸れたその瞬間、背後からウルフが動いた。あろうことか実の弟の急所を蹴り上げるという暴挙に出たのである。

苦悶の表情で崩れ落ちるベインを見下ろしたウルフは、頭上で両腕を交差させる「Xポーズ」を披露し、T2KXとの結託を誇示した。  

場内が騒然とする中、ウルフは容赦なく追撃。最後はベインを抱え上げると、脳天からマットに垂直に突き刺す戦慄のウルフ・ドライバーを炸裂させ、3カウントを奪取した。

新王者となったウルフに、かつてのパートナーを気遣う様子は微塵もなかった。試合後、リングに上がり込んできたT2KXのメンバーたちと合流すると、ウルフは自らのトレードマークであった赤いマスクを脱ぎ捨て、漆黒のマスクへと被り直した。

さらにT2KXの黒いTシャツに袖を通し、悪の軍団への加入を大観衆の前でアピールした。これまで数々の名勝負を生んできた兄弟タッグ「ロス・ゴルペアドーレス」は、兄の闇落ちにより事実上の消滅を迎えることとなった。

バックステージに戻ったヨシ・タツは、この裏切り劇を主導した黒幕として勝ち誇った。

「残念だったな、俺だよ! いいか、TEAM 2000Xからオフィシャルアナウンスメントだ。今日からアルファ・ウルフが新しい正式メンバーに加わった。残念だったな!」

そして、弟を裏切りベルトを強奪したウルフもまた、以前の正義感あふれる姿とは決別し、短くも冷徹な言葉で忠誠を誓った。

「チーム2000Xフォーエバー!」

元日の日本武道館に走った亀裂は、ノアのリングに新たな混沌をもたらした。

GHCナショナル王座を手土産にT2KX入りしたアルファ・ウルフと、裏切られたドラゴン・ベイン。

血を分けた兄弟の物語は、修復不可能な泥沼の抗争へと突入した。

<写真提供:プロレスリング・ノア>

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