【新日本】王座陥落のTAKESHITA、逆エビ葬で悪夢払拭!「逆エビの恨みは逆エビで晴らした」と安眠宣言、無冠からの“自由な逆襲”を予告

新日本プロレスは1月5日、東京・大田区総合体育館にて『NEW YEAR DASH!!』を開催した。

前日の1.4東京ドーム大会における激闘の余韻が残る中、IWGP世界ヘビー級王座から陥落したKONOSUKE TAKESHITAが再起戦に臨んだ。

前夜、辻陽太とのダブルタイトルマッチに敗れ、失意の底にあったTAKESHITA。

特に決着となった技が、プロレスの基本技である「逆エビ固め」であったことは、“THE ALPHA”のプライドを大きく傷つけたようであった。  

ドン・キャリス・ファミリーの盟友ロッキー・ロメロと組み、エル・ファンタズモ&嘉藤匠馬と対戦したこの日、TAKESHITAは若手の嘉藤を相手に鬱憤を晴らすかのようなファイトを展開。

最後は強烈な逆エビ固めで嘉藤からギブアップを奪い、再出発の白星を飾った。

試合後、バックステージに戻ったTAKESHITAは、前夜の心境と、この日のフィニッシュに込めた意図を赤裸々に語った。

「昨日の1.4の夜は逆エビでタップアウトして、自分自身が情けなくてよ、夜も寝られへんかったから。嘉藤くんに申し訳ないけど、逆エビの恨みは逆エビで晴らさせてもらった。これで今日はよう寝れそうで、よく寝れる、睡眠を取れるということはもっと強くなるということ」

屈辱の敗北で眠れぬ夜を過ごしたというTAKESHITAだが、皮肉にも自身を葬った技で勝利することで、精神的なリセットを果たした様子であった。さらに、無冠となった現在の状況を前向きに捉え、これからの活動について不敵な笑みを浮かべながら語った。

「また次の新日本プロレスの試合まだ決まってないけど、去年は『G1』獲って、IWGP獲って、今、俺の手元には何もない。つまり、なんでもかんでも自由に動けるっていうことや。今年は新日本プロレス所属として、もっとおもしろいことやっていきたいなと思ってる。どうぞご期待ください」

王座という縛りから解き放たれたTAKESHITAは、「自由に動ける」という言葉に新たな野心を滲ませた。AEWと新日本、DDTを行き来する彼が、身軽になったことでどのような“面白いこと”を仕掛けてくるのか、ファンの期待を煽るコメントとなった。

パートナーのロッキーも「負ける日もある。でも重要なのはその後、どう巻き返すかだ。そして今夜、この美しいオータで“THE ALPHA”は完璧な形で巻き返すことができた。TAKESHITA、今年はお前の年だ」と、エースの復調を確信し、TAKESHITAも英語で「俺が“THE ALPHA”の力を見せつけてやる」と呼応した。

なお、試合後には不穏な空気も流れた。NJPW WORLD認定TV王座を防衛したばかりのファンタズモが、パートナーの嘉藤を場外へ放り捨てると、TAKESHITAに急接近。

胸を突き合わせて激しく睨み合い、新たな闘争の火種が生まれたことを予感させた。  

ベルトを失い、手負いとなった獣は、より凶暴さを増して2026年のマット界を席巻しそうだ。

<写真提供:新日本プロレス>

Pages 1 2

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加