【新日本】『ヤングライオン杯』で衝撃の裏切り劇! ゼイン・ジェイが永井大貴をイス殴打でKO、UNITED EMPIRE電撃入りを宣言「ヤングライオンのことなんか、もうどうでもいいんだよ」
新日本プロレスは1月19日、東京・後楽園ホールにて『Road to THE NEW BEGINNING』開幕戦を開催した。
約6年4カ月ぶりにトーナメント形式で復活した若手の登竜門『ヤングライオン杯』。その1回戦第2試合で事件が起きた。
永井大貴とゼイン・ジェイの一戦は、ゼインの反則暴走による決着となり、試合後にはUNITED EMPIRE入りを表明するという衝撃の幕切れとなった。

新日本でのデビューは永井が先だが、キャリアでは海外デビュー済みのゼインが勝るという構図の初シングル対決。試合はゴングと同時に激しいエルボー合戦で幕を開けた。
序盤、ゼインは脇固めや腕ひしぎ十字固めなど、巧みなグラウンドテクニックで永井の左腕を一点集中攻撃し、主導権を握る。

対する永井も、「Unbound Co.」仕込みの粘り強さを発揮。ドロップダウンからの反転式クロスボディアタックや、鋭い低空ドロップキックで反撃に転じ、試合を振り出しに戻した。

クライマックスは唐突に訪れた。永井がスパインバスターから逆エビ固めでゼインを捕獲し、勝機を見出したその時である。

エプロンサイドにUNITED EMPIREのカラム・ニューマンが姿を現した。

ニューマンの挑発に気を取られた永井が技を解いて応戦すると、ニューマンはレフェリーの注意を引きつけ、リング内を無法地帯へと変貌させる。

そしてリング下から取り出したパイプイスをゼインへと手渡した。
ゼインは不敵な笑みを浮かべると、ためらうことなく永井の脳天へイスをフルスイング。座面が底抜けるほどの衝撃音と共に永井は轟沈。
レフェリーは即座にゴングを要請し、ゼインの反則負けを宣告した。
ゴングが鳴ってもゼインの暴走は止まらない。大の字になった永井に馬乗りになると、さらにエルボーを連打し執拗に痛めつける。
この暴挙に対し、永井が所属する「Unbound Co.」の辻陽太、鷹木信悟、高橋ヒロム、石森太二、外道が雪崩れ込むように救出へ駆けつけた。
数に押される形となったゼインだが、ニューマンと共に悪びれる様子もなく、不敵な笑みを浮かべながら悠然とリングを引き揚げていった。
リング上には深いダメージを負いグッタリとした永井が残された。石森と鷹木に両肩を支えられ、足を引きずりながら退場する痛々しい姿。
その様子を、翌日の準決勝で対戦が決まった村島克哉が、入場ゲート付近で複雑な表情を浮かべながら見つめていた。

試合後バックステージでゼインは、これまでの鬱憤を爆発させるかのように語り始めた。
ゼイン「オッオー、いいか? わかったか?ヤングライオンのことなんか、もうどうでもいいんだよ。とにかく、俺にトーキョードームでチャンスを与えたいと思うヤツはいなかった。その次の日もな。ニュージャパンよ、俺への敬意はないのか?日本の人々よ、俺のことを尊敬していないのか?ゼインに敬意を払うヤツはいない。お前たちのために、ここに来たというのに。いいか、もう茶番はここまで。これでヤングライオンとしての俺は終わりだ。ほかのヤングライオンのことなんてどうでもいい。この団体のヤツらのことだってどうでもいい。(※ニューマンの胸を叩いて)帝国以外はな。そう、カラム、感謝する。気づかせてくれて、ありがとう」
ニューマンと握手を交わし、完全に「こちら側」の人間であることを示したゼイン。ニューマンも高らかに宣言した。

カラム「紳士淑女の諸君、UNITED EMPIREの新メンバー、ゼイン・ジェイだ」
ゼイン「ああ」
カラム「行くぞ」

最後はカメラに向かい「BLESS、マザーフ●ッカー」と吐き捨て、ニューマンと共に悠然と引き揚げたゼイン。
黒星発進となったものの、UNITED EMPIREという新たな居場所を見つけた“元”ヤングライオンが、シリーズに波乱を巻き起こすことは間違いない。
一方、脳天を砕かれた永井はノーコメントで控室へ搬送された。
<写真提供:新日本プロレス>
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