みちのくプロレス所属MIRAIにドラマチックすぎる再会&闘いの連続!

写真提供:みちのくプロレス(ペペ田中)
東京女子での闘いが進行形の新たなる出逢いなら、SEAdLINNNGではエモーショナルな再会があった。1・13新木場で松本浩代のビヨンド・ザ・シーシングル王座に挑戦(&最強トーナメント1回戦)。松本は、MIRAIにとって“約束の選手”だった。
「まだプロレス入りする前にともだちと原宿のパイルドライバーに行って、松本さんに『プロレスラーになりたいです』『いつか闘いたいです』と言ったんです。松本さんはおぼえていないそうですけど(苦笑)。まさかかなう日が来るなんて」
松本が女子プロ冬の時代を乗り越えてきたフリーの大物で、MIRAIも6年以上のキャリアを積み重ねてきた。それだけに、試合は事実上の初遭遇ながらチャレンジマッチには終わらせない、激しくもエモーショナルな闘いになった。

写真提供:みちのくプロレス(ペペ田中)
「お互いやめなかったから実現できたわけで、プロレスラーになってよかったと思いました。
それにしても松本さんが強すぎて、なんだこの人は、と思いましたね(苦笑)。負けて天井を見上げてたとき近づいてきて、『悔しいか?』と聞かれたんですよ。悔しいに決まってるじゃないですか! だから『いつかもう一回闘ってください』と言ったので、その日を掴み取るために、ここからまた頑張っていかないといけないと思いましたね」
その日を迎えるための次の一歩が、みちプロでの地元・宮古凱旋となるのだろう。舞台は3月20日、岩手・宮古市民総合体育館シーアリーナ。東北出身のMIRAIが東北の団体で、故郷・宮古に帰ってくる。これまでとはまた一味違う凱旋試合になりそうだ。
「マリーゴールドで来た会場ではありますけど、みちプロの宮古って別会場のイメージなんですね。なので、シーアリーナというのは団体からの期待も感じます。その期待にしっかり応えたいですし、みちのくのMIRAIでもっともっと岩手、東北でやっていきたい。そういう思いも伝えられたらなと思っています」
さらに、凱旋2日後の3・22仙台では、ディック東郷とのシングルという大一番も待っている。みちプロの対男子では、ひとつのクライマックスと言っていいだろう。しかもこのカードには、奇跡的なドラマも内包されているのだ。

写真提供:みちのくプロレス(ペペ田中)
「どうしましょう? みちのくでの(男子との)シングルみんなヤバすぎて毎回どうしようってなるんですけど、今回もホントにヤバい(苦笑)。実は私が高校生のとき、みちプロのプロレス教室に参加して、東郷さんが教えてくれたんですよ。大会前のリングを利用した教室で、それが終わってからゴザシートに座って試合を見るという。そのときは、まだプロレスに興味があるくらいのときですね。佐山さん、新間さんとお会いしたあとだと思います。なので、プロレス大好きの気持ちで参加しました。本気でなりたいと思ったのが高校3年生のときなので、あのときのプロレス教室が影響しているかもしれないです。そこでは東郷さんが指導してくれて、コーナーから飛んでみようって。東郷さんに向かって飛んで、キャッチしてもらうんです。それが楽しくて、もし無理となったらプロレスやってないかもしれません。それがいま、闘うことになるなんて」
さまざまな巡り合わせで東北の団体に所属し、人生の伏線を回収。さらにそこから新しいものを発信していこうというMIRAI。インタビューの最後には、「岩手でのプロレスをもっと進めていきたいし、他団体でのチャンスもいっぱいもらっているので毎試合が勝負。いっぱいベルトを取ります!」と力強く宣言。可能性だらけのMIRAIの未来に注目だ。
インタビュアー:新井宏














