【新日本】IWGP王者・辻陽太、ジェイク・リーの“化けの皮”剥ぐ! 大阪決戦へ「真実と噓の間にある事実を見つける」大量離脱にジェイク「だからなんだ?」
新日本プロレスは10日、大阪・OIT梅田タワー常翔ホールにて、翌11日にエディオンアリーナ大阪で開催される『THE NEW BEGINNING in OSAKA』の公開調印式を行った。

メインイベントのIWGPヘビー級選手権試合で激突する王者・辻陽太と挑戦者・ジェイク・リーが出席。
主力選手の退団が相次ぐ激動のマット界において、王者は挑戦者の「真実」を暴くことを宣言し、挑戦者は「存在証明」を掲げて不敵に笑った。

■「借りは返す」が「必要な異物」…王者の複雑な胸中
決戦を翌日に控え、王者・辻は静かに闘志を燃やしていた。
「言いたいことは、このリングで言ってきた」と前置きした上で、あえて一つだけ言及。「ジェイク・リー、あんたが一番隠したい真実と噓の間にある事実を、俺が明日見つけてやる」と、ミステリアスな振る舞いを続ける挑戦者の本性を暴くことを予告した。
辻にとってジェイクは、1・4東京ドーム大会での暴挙(※試合後の乱入等)により「許せない存在」だ。
しかし、同時にその実力と影響力を認めてもいる。「その借りは大阪で返す」と断言しつつも、「それを水に流したのであるならば、ジェイク・リーというレスラーの存在は異質であり、異物であり、いま新日本プロレスに必要なものだ」と、毒を持って毒を制す覚悟ものぞかせた。

■「宮廷道化師」呼ばわりもどこ吹く風
対するジェイクは、辻の言葉を「欲しがりだねえ」と余裕の表情で受け流した。
今回のテーマを問われると、「改めて訊かれると一言、“存在証明”。これですかね」とキッパリ。辻から「必要とされている」と言及されたことに対し、「人に必要とされる。素晴らしいことじゃないか。自分の価値を見いだしたくて頑張っている」と、王者の言葉を逆手に取って悦に入った。
ここで辻が噛みついた。「EMPIRE(UNITED EMPIRE)の誰に必要とされてるんだ? 宮廷道化師なんだろ」と、ジェイクのユニット内での立ち位置を鋭く追及。「いま言っちゃ面白くないとか、つまんない返しはするなよ」と釘を刺したが、ジェイクは動じない。
「お客さん、運がいいな。そしてチャンピオンが引き出すのがうまい」とニヤリと笑うと、「個人じゃない、組織なんだ。UNITED EMPIREという組織が私を必要としているのだ。なぜなら、一番面白いからだ」と独自の論理を展開し、煙に巻いてみせた。

■主力離脱にジェイクが一刀両断「何を悲しむ必要がある?」
質疑応答では、棚橋弘至の引退や主力選手の退団が続く現在の新日本プロレスの状況について質問が飛んだ。
これに対しジェイクは、「だからなんだ? え、だからなんだっていうんだ?」と記者を一喝。「主力張る選手なんか、いっぱいいるだろ」と切り捨てると、「プロレスラーを辞めるんじゃない。引退したのは隣にいる(棚橋)社長だけだ。残りはみんなプロレスを辞めない。何をそんなに悲しむ必要がある?」と、センチメンタルな空気を真っ向から否定した。
さらに「ここから何が生まれるのか。それが面白いものなのか、つまらないものなのか。そういう時が一番面白いんじゃないかな」と、混沌とする状況こそが好機であると強調した。

一方の辻は、この問いに対し「それをここで言っちゃあ、面白くないですね」と回答を拒否。
質問した記者に対し「あんたが見て、感じて、思ったことをそのまま記事に書けばいい」と突き放した。
この“記者いじり”とも取れる発言を聞いたジェイクは、嬉しそうに笑みを浮かべていた。

調印書へのサインを終え、フォトセッションに臨んだ両雄は、至近距離で睨み合いながらも、互いに不敵な笑みを浮かべていた。
新時代の象徴となるのは、「覚悟」を決めた王者か、それとも「混沌」を楽しむ挑戦者か。
大阪の夜、真実の戦いが幕を開ける。
【大会情報】
『THE NEW BEGINNING in OSAKA』
日時:2026年2月11日(水・祝) 13:30開場/15:00開始
会場:大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
▼IWGPヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】辻陽太 vs 【挑戦者】ジェイク・リー
※王者の防衛戦
<写真提供:新日本プロレス>
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