【大阪プロレス】スパイダーJr.が盟友タコヤキーダーとの“タコスパ”対決制しV1! 涙の再結成で「大阪タッグフェス」優勝宣言/大正区と包括連携協定締結
大阪プロレスは2月11日、大阪・アゼリア大正ホールにて「大阪プロレス&大正区役所タッグ結成 包括連携協定締結記念大会~MATSURI 2026~」を開催した。
メインイベントでは「大阪ライトヘビー級選手権試合」が行われ、王者のアルティメット・スパイダーJr.が、挑戦者であり長年の盟友・タコヤキーダーを逆転のサムソンクラッチで下し、初防衛に成功した。
また、大会オープニングではゼウス社長と村田哲志・大正区長がリングに登壇し、地域活性化に向けた強力タッグ結成を報告した。
■盟友激突! “タコスパ”対決はスパイダーに軍配

メインイベントは、王者・スパイダーJr.にとって試練の初防衛戦となった。挑戦者は「タコスパ」として長年苦楽を共にしてきたパートナー、タコヤキーダーだ。
互いの手の内を知り尽くした両者による一戦は、開始直後から遠慮なしの真っ向勝負となった。
この一戦に懸ける意気込みか、それとも挑戦者としての渇望か、序盤からペースを握ったのはタコヤキーダーだった。
王者の反撃を許さず、矢のようなトペ・スイシーダで追撃すると、一撃必殺の技から裸絞め(スリーパーホールド)へ移行し、スパイダーのスタミナを根こそぎ奪いにかかる。
終始防戦一方となったスパイダーだが、苦労の末に奪取したベルトを易々と明け渡すわけにはいかない。

試合が動いたのは終盤だ。タコヤキーダーの攻め疲れを待ち、満を持して放ったスパイダーのトルネードプレスだったが、これはタコヤキーダーが剣山で迎撃。
再び挑戦者ペースとなり、タコヤキーダーは雪崩式タコヤキボトムという荒技を敢行。勝負あったかに思われた。
しかし、勝利を確信したタコヤキーダーがトドメの一撃を狙って見得を切った一瞬の隙を、王者は見逃さなかった。
スパイダーは渾身のサムソンクラッチで丸め込み、電光石火の3カウント。17分10秒、逆転勝利で薄氷の初防衛を果たした。
■「最高のパートナー」と共にタッグフェスへ

試合後、ボロボロになったスパイダーはマイクを握ると、「今日もボロボロですが皆さんの声が聞こえて、最後まで諦めず立ち上がることができました」とファンに感謝。
そして、戦ったライバルに向け「皆さんに応援してもらってやっと獲れたベルトの防衛戦の相手が相方で良かった。タコスパタッグで辛い時期も一緒に乗り越えてきた、そんなパートナーと防衛戦ができて良かったです」と涙ながらに語った。
さらに王者は次なる目標を明言。「次の大阪タッグフェスティバルは再び組んで乗り込みます。優勝目指して頑張ります!」と、雨降って地固まる“タコスパ”再結成と、トーナメント優勝を高らかに宣言した。
■全面戦争激化! TiiiDAの新コスチュームも虚しく…

第4試合では、現在進行形で激化している正規軍ユニット「VerteX」とヒールユニット「Rogue nation」の全面戦争が繰り広げられた。
注目は、先月Rogue nationを追放されたTiiiDAだ。黄色を基調とした新コスチュームで登場すると、場内からは大歓声が沸き起こる。
対するRogue nation(TORU&大瀬良泰貴&ゴリアテ)はふてぶてしい態度で入場。
試合はTiiiDAがTORUに奇襲を仕掛けて開戦するも、TORUは水噴射で冷や水を浴びせると場外乱闘へ。
Rogue nationがペースを握るが、VerteXも松房龍哉、SUZAKU、TiiiDAによる場外弾3重奏で主導権を奪還した。
復讐に燃えるTiiiDAだったが、最後は非情な結末が待っていた。
反撃に転じようとコーナーへ突進した瞬間、TORUがコーナーマットを剥がして金具を剥き出しに。
TiiiDAは顔面を強打し悶絶。すかさずTORUが垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、11分00秒、TiiiDAを返り討ちにした。
試合後、Rogue nationは勝利の拳を突き上げ、堂々と引き揚げていった。

■ベテランの妙技、ビリーケン・キッドがツバサ下す

第3試合は、パワーとスピードが交錯する好勝負となった。
ツバサ&三原一晃組対ビリーケン・キッド&ザ・ボディガー組の一戦は、ルチャの達人であるツバサとビリーが熟練の技の応酬を見せれば、三原とボディガーはド迫力の肉弾チョップとタックル合戦で会場を揺らす。
最後は互角の攻防の中、ツバサとビリーによる高度な丸め込み合戦となり、ビリーが秘技「変形十字固め」でツバサから3カウントを奪取。
12分36秒、ベテランの技が光る決着となった。

■スペル・デルフィン、健在のスイングDDT

第2試合は、タイガースマスク&えべっさん対スペル・デルフィン&HUBという、かつての「フェスティバルゲート」時代を彷彿とさせるノスタルジックなカード。
しかし内容は単なる懐古趣味に終わらず、各々が持ち味を発揮。
HUBがキレて尻尾ムチ攻撃を乱れ打つなど見せ場を作ると、最後は創始者・デルフィンが登場。
伝家の宝刀スイングDDTから完璧なデルフィンクラッチを決め、えべっさんから勝利を収めた。

■大正区と強力タッグ! 地域活性化へ

オープニングでは、大正琉球会による勇壮なエイサー演舞が披露され、華やかに幕開け。
続いてリング上にはゼウス社長と村田哲志・大正区長が登場した。
両者は、大阪プロレスと大正区役所による「包括連携協定」の締結を満員の観衆に報告。
プロレスを通じた地域活性化、防災、防犯など多岐にわたる分野での協力体制を確認し合い、最強の行政タッグが誕生した。

第1試合では、VerteXの若手ホープ・佐野蒼嵐と水野翔が激突。
先輩の意地を見せた佐野が、粘る水野を8分20秒、無双で沈め、記念大会のオープニングを熱く飾った。
「大阪プロレス&大正区役所タッグ結成 包括連携協定締結記念大会~MATSURI 2026~」
日時:2026年2月11日(水・祝)
会場:大阪・アゼリア大正ホール
観衆:313名(超満員札止め)
<試合結果>
▼メインイベント 大阪ライトヘビー級選手権試合 時間無制限1本勝負
<王者>○アルティメット・スパイダーJr.
(17分10秒 サムソンクラッチ)
<挑戦者>●タコヤキーダー
※第4代王者が初防衛に成功。
▼第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
松房龍哉、SUZAKU、●TiiiDA
(11分00秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)
○TORU、大瀬良泰貴、ゴリアテ
▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
●ツバサ、三原一晃
(12分36秒 変形十字固め)
○ビリーケン・キッド、ザ・ボディガー
▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
タイガースマスク、●えべっさん
(8分01秒 スイングDDT→デルフィンクラッチ)
○スペル・デルフィン、HUB
▼第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○佐野蒼嵐
(8分20秒 無双→片エビ固め)
●水野翔
<写真提供:大阪プロレス>














