【新日本】テンプラリオとソベラーノ・ジュニア、10分の熱狂と遺恨! 試合後の大乱闘で「時間無制限」での完全決着を要求
新日本プロレス恒例のルチャ・リブレの祭典『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2026』が2月18日、東京・国立代々木競技場・第二体育館にて開幕した。
ルチャ・リブレの祭典として熱狂に包まれた聖地で、第7試合(セミファイナル)には因縁浅からぬライバル同士の一騎打ちが組まれた。
対峙したのは、UNITED EMPIREの一員として新日本マットでも確固たる地位を築いたテンプラリオと、『FANTASTICA MANIA』8回連続出場を誇るソベラーノ・ジュニア。
試合形式は「Match Relámpago(マッチ・レランパゴ)」と呼ばれる10分1本勝負。
2024年の同シリーズでも激闘を繰り広げた両雄だが、今回は短い制限時間の中で決着をつけることが求められた。
しかし、その結末はゴングが鳴り止んでなお続く、泥沼の抗争への入り口でしかなかった。

試合はゴングを待たずに動いた。テンプラリオは入場するや否やコーナー最上段へ駆け上がり、ボディアタックでソベラーノを急襲。
そのまま場外へなだれ込み、序盤からトップギアの攻防が展開された。

ソベラーノも黙ってはいない。場外でのカウンターのパワースラムや鉄柱攻撃、さらにはTシャツを使ったチョーク攻撃など、近年身につけたラフファイトでテンプラリオを追い詰める。
リングに戻れば、テンプラリオがトペ・スイシーダの連発で舞い、ソベラーノがスワンダイブ式ギロチンドロップで応戦するなど、ルチャ・リブレの粋を集めた大技の応酬となった。

刻一刻とタイムリミットが迫る中、両者の攻防は激化の一途をたどる。テンプラリオの雪崩式パワーボム、ソベラーノのムーンサルトプレスと、決定打となり得る技が次々と繰り出されるが、互いに意地でカウント2で跳ね返す。

残り時間わずか、ソベラーノがコーナー最上段のテンプラリオに対し、起死回生の雪崩式フランケンシュタイナーを敢行。

両者がマットに叩きつけられた瞬間、無情にも試合終了のゴングが打ち鳴らされた。
10分間フルタイムドロー。しかし、両者の闘争本能は収まるどころか、ゴングを聞いてさらに燃え上がったようであった。
試合が終わっているにもかかわらず、ソベラーノは場外のテンプラリオへフォスベリー・フロップを発射。テンプラリオも負けじとトペ・スイシーダでお返しを見舞う。
リング上に戻っても殴り合いは止まらず、セコンドのヤングライオンたちを蹴散らして視殺戦を展開。
浅見レフェリーが必死に割って入り、ようやく両者は引き離された。
バックステージに戻ったテンプラリオは、10分という時間設定への不満と、ソベラーノへの敵対心を露わにした。
テンプラリオ「今夜は10分じゃ話にならない。ソベラーノ、お前を終わらせてやるよ。でもまずは新日本プロレスに感謝だ。私を気に留めていてくれてありがとう。ありがとう、UNITED EMPIRE。私は大丈夫どころじゃない。呼ばれればいつでもみんなの下に駆けつける準備ができている。いつでも呼んでくれ。常に鍛えている。もちろん、自分はメキシコの、トラスカラのUNITED EMPIREのテンプラリオだ」
一方のソベラーノもまた、この結末に納得がいかない様子で、新日本プロレスに対して強い口調で再戦を要求した。

ソベラーノ「マジか?本当かよ新日本?メキシコシティから東京まで15時間の移動をして、最高のライバルであるテンプラリオと戦うためにやってきた。君たちは分かっている。テンプラリオとソベラノというものは戦いなんだと。この戦いを愛しているはずだと。なのに本当にこれでいいのか?10分しかくれないのか?どうなってるんだよ、10分じゃウォーミングアップにもならないよ。テンプラリオ、今日は時間切れだ。でもここで、この場を借りて、君たちの力も借りて、お前に再戦を申し込む。今度は10分ではだめだ。次は時間無制限で、しっかりと向き合いたい。いいか、10分じゃない。これはルチャだ。そこは俺たちが死ぬ場所だ。戦いたいんだ。テンプラリオvsソベラノ。これを新日本に強く要求する。10分ではいやだ、時間無制限だ。」
「10分じゃウォーミングアップにもならない」と言い切るソベラーノと、UNITED EMPIREとしての誇りを胸に完全決着を誓うテンプラリオ。
ルチャの祭典で再燃したライバルストーリーは、時間無制限という完全決着の舞台を求めて、さらなる熱を帯びていくこととなる。
<写真提供:新日本プロレス>
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