【新日本】狡猾な罠に沈んだIWGPタッグ王者! カラム・ニューマンがOSKARを粉砕し「プリンスのために道を空けろ」と『NJC』席巻を予告
新日本プロレスが産声を上げた1972年3月6日から数えて54年。記念すべき創立54周年の『旗揚げ記念日』が、生誕の地である東京・大田区総合体育館で開催された。
春の最強決定トーナメント『NEW JAPAN CUP 2026』の1回戦が組まれた第7試合では、新世代の外国人選手同士による注目の初シングルマッチが実現。
手段を選ばない野心を見せつけたカラム・ニューマンが、IWGPタッグ王者のOSKARから勝利を奪い取った。
現在、Yuto-Iceとともにタッグの頂点に君臨する27歳のOSKARと、先の2月11日大阪大会で昨年の覇者デビッド・フィンレーから戦慄の勝利を収めた23歳のカラム・ニューマン。
勢いに乗る両者の激突は、誇り高きパワーと狡猾なインサイドワークが交錯する死闘となった。

セコンドにゼイン・ジェイを従えたカラム・ニューマンは、序盤からOSKARの圧倒的なパワーに苦戦を強いられる。
逆水平チョップや豪快な投げ技で圧倒されると、標的をOSKARの右膝に絞り、執拗なラフファイトや低空ドロップキックで機動力を奪いにかかった。

勝負の分かれ目は、レフェリー不在の無法地帯に潜んでいた。激しい攻防の末、浅見レフェリーが巻き添えを食らってダウン。

この隙を突いてOSKARが必殺のナイトメアホールドで捕獲し、カラム・ニューマンからタップアウトを奪うも、裁く者がいないため幻に終わる。
すると、すかさずリング下からゼイン・ジェイがイスを投げ入れ、OSKARの注意を引く。

背後を取ったカラム・ニューマンは、一瞬の隙を逃さず死角からエクスカリバーを炸裂。
ゼイン・ジェイがレフェリーをリングへ投げ戻すと、すかさず追撃のエクスカリバーを叩き込み、タッグ王者から執念の3カウントを強奪した。

決着後、カラム・ニューマンはマットに沈むOSKARの顔面に自らのタトゥーを押し付けて挑発。見かねた相棒のYuto-Iceが救出に駆けつけると、不敵な笑みを残してゼイン・ジェイと共にリングを後にした。
バックステージに戻ったカラム・ニューマンは、非情な手段で手にした勝利に悪びれる様子もなく、トーナメント制覇への底知れぬ野心と、次なる標的への残忍な言葉を吐き出した。
カラム「やったぜ。俺は何て言った?プリンスのために道を空けて、この王冠にキスをしろ、だろ?いいか、俺はマジだぜ、特にこの時期はな。俺以上にこのカップを欲しがってるヤツはいない。今年、俺以上にチャンピオンになりたいと思ってる奴はいない!俺はネットで散々挑発してきたし、たくさんのヤツらをイラつかせてきた。で、どうだ?俺はそんなこと、これっぽっちも気にしてないぜ。こここそが、マジで最高のレスリングの場だと思うぜ。世界最高のプロレスだろ?それに俺は今、最もデカくて、世界でもトップクラスのタッグレスラーを、『NEW JAPAN CUP』から叩き出したんだ。俺に血を流させたな、OSKAR?ただじゃ済ませないぞ。Yuto、もしまた俺のことに首を突っ込んできたら、お前のその首、叩き落としてやるからな?次の対戦相手は誰だ?誰だ?あぁ、あのクソデカいデブか。ジャクソン、ジャクソンだな」
ジェイ「ああ。どうせあいつは半分死にかけだろ?」
カラム「俺がとどめを刺してやるぜ。このクソったれのプリンスのために道を空けろ」
ジェイ「王冠にキスしやがれ、ハハハ」
※OSKARはノーコメント
勝利のためなら手段を選ばず、他者の誇りすら嘲笑う新世代のプリンス。
3月13日の堺大会で行われる2回戦では、1回戦シードの重鎮ハートリー・ジャクソンと激突する。
王者を葬り去ったその狂気は、百戦錬磨のベテランをも飲み込んでしまうのか。
春のリングに、危険なプリンスが君臨しようとしている。
<写真提供:新日本プロレス>














