【ノア】ハヤブサが今成夢人の“情念”を飲み込み『UNIVERSE CUP』準決勝進出! 4.6新宿で丸藤正道と対戦「この1ヵ月、丸藤さんのことを考え抜いて、優勝しようと思います」
プロレス動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」に集う各団体の強豪たちが覇を競う「第1回UNIVERSE CUP」が3月9日、東京・新宿FACEにて幕を開けた。
プロレスリング・ノアが主催する『UNIVERSE MAGIC 2026』の舞台で1回戦の4試合が行われ、インディーマットからメジャーまで、各団体の歴史を背負う顔ぶれが激突した。
この日のメインイベントとなる第6試合では、プロレスリングZERO1のハヤブサと、ガンバレ☆プロレスの今成夢人が対戦した。
この一戦は、単なるトーナメントの1回戦以上の深い意味を持っていた。
今成夢人はプロレスラーであると同時に、本配信サービスの前身である「DDT UNIVERSE」時代から、少ない人員でシステムの構築や映像配信の裏方業務に奔走してきた「元UNIVERSE事業部」の人間である。
自らが血と汗を流して育て上げた配信プラットフォームの冠大会において、絶対に負けられないという並々ならぬ執念を燃やしてリングに上がっていた。
しかし、立ちはだかったのは数々の伝説を創り上げてきたハヤブサであった。
今成夢人の泥臭い猛攻を受け止めきった上で、ハヤブサが確かな実力を見せつけて勝利をもぎ取り、準決勝進出の最後の椅子を獲得した。
試合後、バックステージに現れた今成夢人は、敗北の悔しさと、これまでの裏方としての苦労、そして現在のスタッフへの感謝を交え、涙ながらに魂の叫びを上げた。
今成「悔しいです。UNIVERSE CUPって俺のためのトーナメントだろうが。(涙ぐみながら)WRESTLE UNIVERSEの前身のDDT UNIVERSEから、超少ないスタッフでやってきたんだよ。全然やり方わからなくてよ。プログラミング、なんかドッドの文字1個違うだけで、試合のエンコードが進まなかったりしてよ。大変だったよ。でもな、こんだけ多くのスタッフの人たちが引き継いで、WRESTLE UNIVERSEやってんだろ。俺は元UNIVERSE事業部、ガンバレ☆プロレスの代表だったから、絶対にこのUNIVERSE CUP第1回は俺が優勝しなきゃいけなかったんだよ。だけどな、クソ! でもな、絶対リングはつながっているって思ったよ! 今日、NOAHのスタッフの皆さんも、みんな俺をよくしてくれた人たちだよ。なあ? そんなよくしてくれた人たちのところで、メインイベントで試合ができたんだよ! 俺はしぶといぞ! これ1回で終わらねえからな! また絶対よ、お世話になるよ、このリングに。負けないよ、その時は。だから、WRESTLE UNIVERSE、これからもどんどんどんどん広げていって、いろんな団体取り込んで、最高の…最高のサブスクにしてくれ。ありがとう」
自身の青春を捧げたサービスへの愛と、レスラーとしての強烈なジェラシー。相反する感情を吐き出した今成夢人の言葉は、配信を通じて見守る多くのファンの胸を打った。

一方、裏方の熱き情念を真っ向から受け止め、見事に退けたハヤブサも、対戦相手への敬意を口にしつつ、次なる戦いへと視線を向けていた。
ハヤブサ「UNIVERSE CUP1回戦、ガンプロの今成夢人と戦って。予想より苦戦はしました。思った以上にいい選手でした。でも、しっかり勝ったのはこの俺、ハヤブサだから。次、準決勝、丸藤さん。決勝のことは考えず、まずは準決勝の丸藤さんを突破することを考えて。この1ヵ月、丸藤さんのことを考えに考え抜いて、このUNIVERSE CUP、結果として優勝しようと思います。お楽しみはこれからだ」
この日の結果を受け、運営元のサイバーファイトは4月6日に同会場の新宿FACEで開催される準決勝および決勝戦の組み合わせを発表した。
準決勝のカードは、丸藤正道(ノア)対ハヤブサ(ZERO1)、そして髙木三四郎(DDT)対ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)という、日本プロレス界の至宝とも呼べる4名によるドリームマッチとなった。
名もなき裏方たちの汗と涙によって築き上げられた「WRESTLE UNIVERSE」という舞台。
その記念すべき第1回大会の頂点に立つのは果たして誰か。
歴史的決戦の模様は、今成夢人が最高のサブスクリプションと称した同サービスにて完全生中継される。
<写真提供:プロレスリング・ノア>














