【新日本】OSKARがウルフアロンの姿勢を猛烈批判「真剣にやるつもりがないなら、DDTに行け!」K.O.Bが金メダリストに浴びせた辛辣な洗礼

新日本プロレスの“春の最強戦士決定トーナメント”『NEW JAPAN CUP 2026』(以下、NJC)第4戦が3月10日、岡山・シゲトーアリーナ岡山にて開催された。

第1試合では、ともにトーナメント1回戦で涙を飲んだウルフアロン、安田優虎組と、IWGPタッグ王座に君臨するKnock out brothers(Yuto-Ice&OSKAR)が激突。

柔道界の頂点を極めたウルフアロンにとって、新世代の無法者たちからプロレスの厳しさと屈辱を味わわされる試練の一戦となった。

これまで極悪軍団HOUSE OF TORTUREとの抗争に明け暮れていたウルフアロンにとって、純粋なタッグ王者チームとの対戦はこれが初めての機会となる。

試合は序盤からOSKARが持ち前の体格を生かして安田優虎を圧倒する展開が続く。

中盤、交代したウルフアロンがIceに裏投げを見舞うなど意地を見せる場面もあったが、王者組の分厚い壁は崩れない。

最後は孤立した安田優虎に、Iceが強烈なIce HIGHを叩き込んで3カウントを奪取した。

試合決着後も、Knock out brothersのウルフアロンに対する攻撃の手は緩まなかった。

Iceはウルフアロンを睨みつけて張り手を乱れ打ち、OSKARとともに場外へ無残に蹴散らすという強烈なデモンストレーションを行った。

バックステージに戻ったOSKARの口からは、ウルフアロンのプロレスラーとしての姿勢に対する容赦ない批判が飛び出した。

OSKAR「ウルフアロンがNEVER無差別級王座を獲って、最初の防衛戦で失ったことを改めて祝いたいよ。タイトルがないと、モチベーションが下がって、負け続けるのか?どうなってるんだ? 理解できないな。HOUSE OF TORTUREに2ヵ月間やられっぱなしなんだろ。防衛戦で負けたのは、何分ぐらいだった?2、3分? それさえわからない。で、彼は何をしたと思う?図太い野郎だ。『旗揚げ記念日』で特別扱いされて。『さあ、見せ所だ。全員ぶっ倒してやる。ドラゴンリングインしてやる』ってか?ふざけてるのか?真剣にやってないだろ?リベンジを果たせる場だってのに、ドラゴンリングイン? ウケると思ってるのか?真剣にやるつもりがないなら、DDTに行け!あそこなら好きなだけ下らないことができる。オリンピックスピリット、これがオリンピックスピリットか。誰か質問は?ああ、質問はないだろうな。自分で聞くよ。『OSKAR、最初のシングルマッチ2戦を連敗して、どんな気持ち?』答えてやるよ。最初の負けは俺にとって意味はない。誰かのためとか、タイトルのためとかではなかったからな。2つ目、2つ目のほうは!ああ、俺は負けた。ああ、俺はイラついてる。しかし、熱狂を生んでいるのは誰だ?ニュージャパンで一番カリスマ性があって、人気のチームはどこだ?Yuto、なあ、どこだ?」

相棒の言葉を受けたIceは、金メダリストの異能を認めつつも、それを自らの価値を高めるための「カネになる獲物」として冷徹に値踏みした。

Ice「コイツの言ったとおりよぉ、勝ち負けが一番大事だよな、オイ。俺はでもよぉ、それと同じくらいカネになるのが大事なんだ。わかんだろ?誰が今一番カネになる?俺らか?それともウルフか?まあよぉ、俺は正直わかんねぇんだ。オリンピックの世界一、凄いってのが。凄いだろうな、そりゃ。でもよぉ、どんだけ凄いかわかんねぇんだ。オメーらもそうじゃねぇか?ファンのヤツらは。スタッフも含めてよぉ、『おおっ、ウルフ凄い!凄い、凄い、凄い!』……でもよぉ、お前らオリンピック目指したことねえだろ?あの凄さはよぉ、アイツにしかわかんねぇもんじゃねえのか?オリンピックを一生懸命目指しとったヤツだよな?そいつらしかわかんねぇんだ。だからよぉ、お前しか持っとらん強さ、カネになる匂いがするんだ、オイ。次よぉ、いつウルフとやれるかわからんけどよぉ、もっと、もっとだ。もっと来い。お前が今まで感じたことない、オリンピックじゃ感じることができないプロレスハイをこの俺が与えてやるよ。武道家vsケンカ屋、ハイになるよな?それからよぉ、誰だ……安田。お前、アイツからもらったんだろ、入場曲。俺からしたらよぉ、小手先だ、あんなモノはよぉ。それよりも大事なモノ、大事な約束みたいなの、しとったんじゃないのか?“誰よりも元気”って。今の状況、大丈夫か?アイツに、不義理にならんか?まあよぉ、お前らは何も考えなくていい。今後、この『NEW JAPAN CUP』の次、すべてだ。この俺が、俺らK.O.Bが、テメーらのことプロレスハイにしてやるよ。感じろ!Let’s get high!Big Up!」

一方、敗北と屈辱を味わったウルフアロンは、怒りよりもむしろ、これまでにないタイプの敵と交わったことで得た新鮮な発見を口にした。

ウルフ「ずっとHOUSE OF TORTUREとの闘いで、これまでほかの選手と闘ってこなかったけど、今日初めてプロレスの奥深さを知ることができたよ。まだまだ学ぶことがたくさんあると思うし、柔道では強かったかもしれないけど、プロレスでは初心者だから。しっかり初心を忘れずに、今日のこの一戦の負けもしっかりと次の自分に活かして、強くなっていきます」

そして、Iceの必殺技に沈んだ安田優虎も、静かにリベンジの炎を燃やした。

安田「今日の相手もまた自分にとって、絶対に負けたくない相手なんだ。いつかぶっ倒してやる」

柔道という競技の枠組みから飛び出し、プロレスリングの荒波に揉まれるウルフアロン。

新世代のタッグ王者から突きつけられた辛辣な言葉と「ケンカ屋」としての挑発は、金メダリストのプロレスラーとしての本能をいかに覚醒させるのか。

<写真提供:新日本プロレス>

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