【新日本】上村優也がモロニーの猛攻を凌ぎ逆転勝利で『NJC』8強へ!「モロニー、新日本にいてくれてありがとう」と熱きエール

新日本プロレスの春の最強戦士決定トーナメント『NEW JAPAN CUP 2026』第4戦が3月10日、岡山・シゲトーアリーナ岡山にて開催された。

メインイベント(第7試合)で行われたトーナメント2回戦では、上村優也とドリラ・モロニーによる注目の初シングルマッチが実現。

絶体絶命の窮地から大逆転の丸め込みで3カウントを奪い取った上村優也が、準々決勝への切符を手にした。

1回戦でグレート-O-カーンを破り勢いに乗る上村優也と、シード枠から登場したドリラ・モロニー。

テクニックを武器とする上村優也に対し、ドリラ・モロニーは圧倒的なパワーと荒々しいファイトで襲いかかる。

試合は序盤から激しい一進一退の攻防となった。

ドリラ・モロニーが規格外の怪力でバックドロップやザ・ゴアなどの大技を次々と繰り出せば、上村優也は相手の左腕に狙いを定めた執拗な関節技やアームドラッグで活路を見出そうとする。

終盤、ドリラ・モロニーの雪崩式攻撃を凌いだ上村優也であったが、最後はドリラ・モロニーの強烈なザ・ゴアから、必殺のドリラ・キラーを食らってしまう。

万事休すと思われたカバーの瞬間、上村優也は残された最後の気力を振り絞り、渾身の丸め込みで切り返し、執念の3カウントを奪取した。

この劇的な勝利により、上村優也は3月15日の甲府大会で行われる準々決勝にて、鷹木信悟と対戦することが決定した。

死闘の決着直後、リング上では胸を打つ光景が広がった。

左腕を冷やすドリラ・モロニーが、疲労困憊で大の字に倒れ込む上村優也の元へ歩み寄り、言葉をかけてその胸を叩いて去っていったのである。

会場からは、敗れはしたものの素晴らしい闘いを見せたドリラ・モロニーへ惜しみない拍手と歓声が送られた。

ダメージの色が濃い上村優也は、片膝をついた状態でマイクを握り、魂の咆哮を轟かせた。

■上村のマイクアピール
「今日は正直、ダメかと思ったけど、モロニー!これが新日本プロレスの魂だ!でも今日、僕が勝てたのは、みなさんの応援がエネルギーになったからです!ありがとうございました!みなさん、新日本プロレスは好きですか?新日本プロレスが好きな人も、そうじゃない人も、この春の最強、この上村優也がこの春の最強になるところ、見ていてください!ヨシッ!みんなのハートを熱くするのはこのオレ、HEAT STORMだ!『NEW JAPAN CUP』、まだまだ、熱くなっていこうぜ!!ヨッシャー!!!!」

バックステージに戻った上村優也は、ヤングライオンに肩を借りながらも、対戦相手から感じ取った確かな「魂」への感謝を熱く語った。

上村「(※ヤングライオンに両肩を借りたまま)アァ、ヤバい……。負けること考えるヤツいないけど、さすがに最後はヤバいと思った。でも、どんなピンチでもチャンスに変える。これこそHEAT STORMだ。HEAT STORMチャンスだ。それとモロニー、新日本プロレスの魂が今日の試合でめちゃくちゃ伝わった。モロニー!新日本プロレスにいてくれてありがとう!これからもドリラ・モロニーともっともっと闘えると思ったら、俺ますます熱くなっちゃう!熱くなっちまうぜ!今日は俺の勝ちだ。次、3回戦、誰だ?前の試合観てなかったけど、必ず勝ち上がる。ヨシッ!みんなのハートを熱くするのはこの俺、HEAT STORMだ!ヨッシャー!」

一方、激戦の末に敗れ去ったドリラ・モロニーの残したコメントもまた、プロレスラーとしての矜持と、新日本プロレスというリングへの深い愛情に満ちていた。

モロニー「俺が自分の人生のキャリアの問いに答えを出そうとするたび、誰かが新たな問いを投げかけてくる。今日得た新たな問いは、HEAT STORM、ユーヤ・ウエムラ。アーッ! この道は険しいと思ってはいたが、厳しい道になるだろう。でもな、投げかけられた問いの全てに、俺はこれまで答えを見つけてきた。いつか答えを見つけるだろう。勝利が俺を満たすことはなく、敗北が俺を思いとどまらせることもない。俺は自分で決めたんだ。いいか、次の試合だ。どんな試合でも、どんな相手でも構わない。獅子のマークが付いた、青いマット、セルリアンブルーのマットの上で。(※日本語で)ワタシハ、ココニノコリマス、ワンッ!」

国境もファイトスタイルも異なる2人のプロレスラーが、リング上での激しい肉体のぶつかり合いを通じて、「新日本プロレスの魂」というただ1つの共通言語で深く結びついた岡山大会の夜。

勝者は次なる強敵・鷹木信悟との闘いへ向かい、敗者は青きマットでの再起を誓う。熱き魂の連鎖は、春のトーナメントをさらに加速させていく。

<写真提供:新日本プロレス>

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