【hotシュシュ】3.28後楽園決戦直前!キク引退試合への想いと、しのせ愛梨紗が背負う“未来”「最後は愛梨紗とシングルで肌を合わせて、全てを託したいなと思いました」

■ 「私を選んでくれたことを後悔させるくらいボコボコにする」しのせ愛梨紗の覚悟

――そして、今回の引退試合の対戦相手に指名されたのが、しのせ愛梨紗選手です。この大役を任された今の意気込みはいかがですか?

しのせ:最初は、自分のカードが全然発表されていなくて「私、後楽園で試合あるのかな?」ってずっと不安だったんです。そしたらキクさんの方から「最後の引退試合の相手をしてほしい」と言ってくださって。嬉しい反面、「本当に私でいいのかな?」という不安が一番デカくて……。プロレスラーにとって「最後」って、絶対に誰と戦うか迷うじゃないですか。その大切な相手に私を選んでくれたことは光栄ですけど、その期待にちゃんと応えられるのか、悔いなく見送ることができるのか、今もずっとソワソワしています。

――当日を迎えるまでプレッシャーとの戦いになりそうですね。キク選手、改めてしのせ選手を最後の相手に指名した理由を教えてください。

キク:元々、愛梨紗とシングルマッチをやったのが1回しかなかったんです。彼女はhotシュシュに入ってくれて、これから絶対に団体を引っ張っていってほしい、いかなきゃいけない選手。だからこそ、最後は愛梨紗とシングルで肌を合わせて、全てを託したいなと思いました。

――団体の未来、エースとしての重責を託す意味でのご指名だったのですね。しのせ選手、その言葉を受けていかがですか?

しのせ:めっちゃ託されてますね……(苦笑)。私は飛鳥プロレスとhotシュシュのダブル所属なんですが、両団体のエースとしてのプレッシャーは凄く感じています。でも、もうやるしかないです。当日が来たら腹は決まると思うので。

――キク選手をどう見送りますか?

しのせ:ボコボコにしますね。最後だからって容赦はしないし、勝利も絶対に譲りません。キクさんが私を選んでくれたことを後悔させるくらいボコボコにして、引退に花を添えたいと思います!

――それが一番のはなむけですね。しのせ選手は、今大会はもちろん、これからのプロレスラーとしての目標はどこに置いていますか?

しのせ:私、目の前のことしか見られないタイプなんですけど……とりあえず、3月28日のhotシュシュ後楽園大会は、私にとって試練の連続なんです。オープニングで自分たちのユニット「アンバランス」のライブがあって、第1試合でキクさんの引退試合があって、さらにメインイベントの50人参加バトルロイヤルにも出る。そして、その翌日には飛鳥プロレスの大会があるんですよ。

――怒涛のスケジュールですね!

しのせ:私的に、めちゃくちゃ巨大な試練の2日間です。でも、これを乗り越えたら私は絶対に強くなれる。私が強くなるために神様が与えてくれた試練だと思っています。この2日間を中途半端にせず、完璧に全てやり遂げて、次の大会でみんなから「愛梨紗、変わったね。強くなったね」って思ってもらえるようになるのが、今の最大の目標です。

――素晴らしい覚悟です。かつての女子プロレス界のレジェンドたちも、そうやって過酷な試練を乗り越えて強くなっていきました。しのせ選手の憧れのレスラーは誰ですか?

しのせ:私が憧れていたのは、世羅りさ選手と志田光選手です。志田選手とはまだすれ違いでお会いできていないんですが、世羅選手とは飛鳥プロレスの後楽園大会で初シングルをやらせていただきました。

――憧れの人との対戦はどうでしたか?

しのせ:もう、緊張でとんでもなかったです! 世羅さんはガタイも良くて重いし。でも、それ以上にドーパミンが溢れ出て、心臓が爆発しそうでした。試合後は感情が昂ぶって、めちゃくちゃ泣きましたね。世羅さんが引退を発表された時、「ヤバい! 引退までにもう一度対戦する機会を作らなきゃ」と思って自分が動いて、引退の5日前に飛鳥プロレスに上がっていただいて、ラストシングルを戦うことができました。

――世羅選手からも、そして今回はキク選手からもラストマッチを託される。若くして重いものを背負う星の下にいるのかもしれませんね。

しのせ:ちょっと重荷が多いですけど(笑)、それを一つずつクリアしていけば、絶対に強くなれると信じています。

▼後編▼
【hotシュシュ】黒潮TOKYOジャパンを迎撃するサマスと、全てを蹴り破るジェーク・ブラドックが後楽園でベールを脱ぐ!引退するキクへ贈る言葉
https://proresu-today.com/archives/293704/

インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)

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