【ノア】内藤哲也&BUSHI組がGHCタッグV2! T2KX乱入も余裕の笑み「どんなレベルか肌で感じてみたいね」
プロレスリング・ノアの3月20日における神戸サンボーホール大会は、外敵として乗り込んできた王者の圧倒的な存在感が会場を支配する結果となった。
メインイベント(第7試合)のGHCタッグ選手権試合にて、ベルトを保持する内藤哲也&BUSHI組(ロス・トランキーロス・デ・ハポン=LTJ)が、挑戦者である征矢学&近藤修司組の猛追を振り切り、2度目の王座防衛を達成した。
試合自体は、タッグ王座奪還に燃える挑戦者組が意地をぶつける展開となるも、王者の牙城は崩れなかった。
終盤、内藤哲也が孤立した近藤修司を捕獲し、必殺のデスティーノを完璧に決めて3カウントを奪取。外敵王者の圧倒的な強さを見せつける形での決着となった。

熱戦の余韻が残るリング上へ、突如として反体制ユニット「TEAM 2000 X(T2KX)」が姿を現す。まずはヨシ・タツがマイクを握り、王者組に対して不満をぶつけた。
「ノアに来てからは俺だけではなくて、T2KXにもまだあいさつがない。お前からあいさつにこないんだったら、こっちからあいさつしてやるよ」

続いてOZAWAが歩み出ると、王者組の現状を辛辣な言葉で切り捨て、政岡純とのタッグによる王座挑戦をぶち上げた。
「BUSHI、そして内藤。お前らみたいな過去の栄光だけでやっているろくに動けもしない、1、2年後には『あの人は今』で特集されてそうな連中が、消えゆく過程で巻いていいほど甘いベルトじゃないんだよ。GHCというのは」
これに対し、内藤哲也は表情一つ変えることなく、不敵な笑みを浮かべて返答する。
「君たしかプロレス大賞のMVPだよね。その選手が俺に絡みということでいいのかな」
「OZAWA選手、俺はあなたと向き合えるの楽しみににしてるよ。どんなレベルの選手なのか、この肌で感じてみたいね。あなたと対戦できるその日を楽しみにしてるぜ。カブローン」
迎撃の構えを見せた内藤哲也は、乱入者たちが退場したのを見届けると、客席へ向けて語りかけた。

「最後はやりますか?ここプロレスリング・ノアのリングでは初めての大合唱。みなさん準備はよろしいでしょうか?」
ノアのリングでは初となる「ロス・トランキーロス・デ・ハ・ポン!」の大合唱が神戸の会場に響き渡り、外敵が方舟マットを完全にジャックする痛快な光景が広がった。
バックステージへ戻ったBUSHIは、減量に成功した内藤哲也の万全な状態を強調しつつ、方舟マットにおける自らの絶対的な立ち位置を誇示した。
BUSHI「今日、試合前に近藤が言ってたろ。あいつらがチャンピオンで大丈夫なんですかみたいな雰囲気。そんなのさ、俺らがチャンピオンなんだからさ。じゃあ、なんだ? このベルトを獲られたヤツは誰だよ? NOAHの象徴だろ。どこのレフェリーが3つ叩いたんだよ。そういうことだろ。それから、今の内藤はな、あの元日の時より10キロマイナスなんだよ。もう内藤を誰も止めることはできないだろうな。まあ、政岡純に関してはまったく知らないからさ。ウィキペディアでも調べておくよ。それと内藤のコンディションをわりと気にするヤツがいるけど、じゃあ、なんだ? 内藤のコンディションもバッチリだったよ、NOAHのメンバー無双してるぞ。そういうとこだろ。俺たちは第76代GHCタッグチャンピオンの歴史に名前を刻んだんだよ。覚えておけよ」
続いて内藤哲也は、リング上でOZAWAに対して放った皮肉を訂正しつつ、充実した防衛戦を振り返った。
内藤「ええと、まずは何から話せばいいかな。久々の神戸での試合を振り返ればいいかな? それとも、GHCタッグ王座戦のことを言えばいいのかな? それとも、OZAWA選手にちょっと皮肉を言ってしまったことを謝ればいいかな? 俺の中ではプロレス大賞MVPだったんだけどな。残念ながらMVPには届かなかったんだっけ? 俺の中でMVPだったからさ、言ってしまったよ。この場を借りてOZAWA選手にお詫びしますよ。ペルドン、アミーゴ。このGHCタッグ王座を巡る戦い。俺、征矢選手はもういいかなって思ってたけど、近藤選手と初めて対戦するのがメチャメチャ楽しみで、今日久々にここ神戸サンボーホールに来ましたが、想像以上だったよ。凄い選手だね。その近藤選手に引っ張られたのか、今まで感じたことのない征矢学だった気がしたかな。まあ、残念ながら勝利には結びつかなかったかもしれない。でも、諦めずに挑戦し続ければいいんじゃないの。本当にこのタッグ王座を俺とBUSHIからプロレスリング・ノアに取り戻したいならね。明日の京都、あさっての大阪も、俺とBUSHI、そしてアンヘルとRYUSEIは参戦するからね。LOS TRANQUILOS de JAPONが京都も大阪も参りますから、京都のお客様、そして大阪のお客様、楽しみにお待ちください。ではでは、アディオス」
一方、次期挑戦をブチ上げたOZAWAは、自らのユニットの結束を示すとともに、王者の決めゼリフを奪うかのような言葉でファンへメッセージを送った。
OZAWA「(T2000Xメンバーで並び立つと、ヨシ・タツに対し)いやあ、ヨシ・タツさん、今日もお疲れ様でした。ありがとうございました。今日もね。おい、内藤! あいさつっていうのはな、こういう風にやるんだぞ。おい、お前らが負けたらな、ヨシ・タツ、並びに我々TEAM 2000Xにしっかりと、しっかりと! あいさつをするように。お前らのせいでまたこのど…方舟が沈みそうだから。俺と政岡がお前らからベルトを奪い取ってやる。プロレスリング・ノアファンのお客様、その時までトランキーロ! あっ!!…せんなよ」
LTJの勢いが止まらないノアマット。王者の絶対的な威光に対し、新たな反逆者たちがどのように噛み付くのか。次期防衛戦へ向け、リング上の覇権争いはさらに熱を帯びていく。
「写真提供:NOAH / WRESTLE UNIVERSE」
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