【全日本】流血の関本大介がCC急遽参戦の青柳優馬を粉砕! 10年ぶりの一騎打ちで感じた“恐るべき成長”「昔と今、ぜんぜん違うな」
全日本プロレスが誇る過酷な春の祭典「チャンピオン・カーニバル2026」が4月12日、東京・後楽園ホールで開幕の時を迎えた。
Bブロック公式戦の第3試合は、大会直前のハプニングによって急遽実現した「歴代覇者対決」であった。
当初出場予定であったサイラスのシリーズ全戦欠場を受け、白羽の矢が立ったのは青柳優馬である。
2022年に26歳6カ月という史上最年少での優勝記録を打ち立てた男が、緊急エントリーで8年連続8度目の大舞台に立つこととなった。
その初陣の相手は、2016年の覇者であり、今回は9年ぶり4度目の参戦となる大日本プロレスの関本大介である。
両者のシングルマッチは、2016年1月18日のD-RIZE新木場大会以来、実に10年ぶりのことであった。

試合は序盤から関本大介が規格外のパワーで圧倒する展開となる。
力まかせのアルゼンチン・バックブリーカーや逆エビ固めで主導権を握るが、青柳優馬もミサイルキックやフロントネックロックで必死に食らいつく。
中盤、場外に逃れた青柳優馬に対して関本大介が強烈なトペ・スイシーダを敢行。
その際、鉄柵に頭部から突っ込み流血するアクシデントに見舞われるも、会場からは痛みを後押しするかのような大コールが巻き起こった。
終盤、青柳優馬は丸め込みの連続やロックスターバスターで一気に勝負を懸けるが、必殺のTHE FOOLは不発に終わる。
ピンチを脱した関本大介は、雪崩式ブレーンバスターやジャーマン・スープレックスへの耐性を見せつけ、最後は渾身のビッグバンカタストロフィを爆発。
15分を超える熱戦の末に、緊急参戦の歴代覇者をマットに沈めた。
10年前の対戦ではサソリ固めで勝利を収めていた関本大介。

当時若手であった相手が、全日本プロレスのトップ戦線で活躍する存在へと変貌を遂げていた事実を肌で感じ取った勝者は、バックステージで興奮冷めやらぬ様子で惜しみない賛辞を送った。
勝ち点2をもぎ取った安堵とともに、その言葉には実力者としての喜びが滲み出ていた。
関本「ありがとうございました。ヨッシャー!まず開幕戦、いいスタートが切れた。青柳、昔と今、ぜんぜん違うな。恐ろしいよ。青柳優馬、恐ろしいレスラーだ。オイ、何回でもやってやる。コノヤロー。お前のエルボー効いたぜ」
準備期間が皆無の中で圧倒的なポテンシャルを見せつけた青柳優馬と、血だるまになりながらもパワーと意地でねじ伏せた関本大介。
開幕戦から生まれたこの濃密なドラマは、春の祭典が波乱に満ちていることを如実に物語っている。
<写真提供:全日本プロレス>
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