【全日本】CC連覇へ好発進の斉藤レイが羆嵐とのスーパーヘビー級の肉弾戦を制す「今年も最後にあのドでけぇトロフィーを持って、ビールと一緒に乾杯してやるぜ」
全日本プロレスが誇る春の祭典にして、マット界屈指の過酷さを誇るリーグ戦「チャンピオン・カーニバル2026」が4月12日、聖地・後楽園ホールでついに開幕した。
その長い戦いの火蓋を切る第2試合(Aブロック公式戦)は、昨年の覇者であり連覇を狙う斉藤レイと、現GAORA TV王者である羆嵐による、規格外のスーパーヘビー級対決となった。
4年連続4度目の出場となる斉藤レイと、2年連続4度目の出場となる羆嵐。

両者の激突は2024年9月の王道トーナメント1回戦(斉藤レイの勝利)以来となるが、この試合には別の意味での重みがあった。
それは、斉藤レイが過去4年間、常にこの「チャンピオン・カーニバル」のオープニングマッチを任され続けているという事実である。
春の祭典のスタートという極めて重要な役目を担い続ける男にとって、この開幕戦は絶対に落とせない意地の見せ所であった。
試合は、ゴングが鳴るや否や、後楽園ホールが激しく揺れるほどのド迫力な肉弾戦へと突入した。
体重150キロを誇る斉藤レイを、羆嵐が意地のアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げるなど、互いの巨体がぶつかり合うたびにどよめきが起こる。
終盤、強烈なラリアットの相打ちから羆嵐が渾身のダイビング・セントーンなどで追い詰めるも、王者の底力は尽きなかった。

羆嵐の強烈なボディアタックを真っ向から受け止めた斉藤レイは、痛烈な張り手で形勢を逆転。
自らの巨体を浴びせるボディアタックで圧殺すると、そのまま必殺のBBQボムを完璧に炸裂させ、壮絶なスーパーヘビー級対決に終止符を打った。
史上4人目となる連覇へ向けて、これ以上ない好スタート(勝ち点2)を切った斉藤レイ。バックステージでは、苦戦を強いられた相手のタフさを認めつつ、自身が担い続ける「オープニングマッチ」へのプライドと、連覇への確固たる自信を大声で咆哮した。
レイ「フォー!勝ったぜ!羆嵐ぶっ倒してやったぜ!去年と違っていいスタートを切ることができた。羆嵐、タフだったが、今日はしっかり俺がぶっ倒してやったぜ。まぁ、そしてだ。やっとチャンピオン・カーニバルが始まったわけだが、俺、今年で4回目なんだけど、毎年オープニングマッチ、必ず俺が出ている。まぁ、いいんじゃねえか。チャンピオン・カーニバル、オープニングマッチは斉藤レイ。いや、いいと思うぜ。とにかくこの調子で残りも全部勝って、今年も最後にあのドでけぇトロフィーを持って、ビールと一緒に乾杯してやるぜ。DOOM!フォー!」
一方、敗れた羆嵐(勝ち点0)は、BBQボムの強烈なダメージによって意識が混濁している様子であった。控室へ戻っても自身の敗北を認識できておらず、うわ言のように言葉を絞り出した。
羆嵐「最後なんだ?負けた?負けたのか俺?」
勝者の確固たる誇りと、敗者の記憶を吹き飛ばすほどの衝撃。
斉藤レイと羆嵐が体現したスーパーヘビー級の激闘は、「チャンピオン・カーニバル2026」の幕開けにふさわしい、凄まじい熱量と余韻を聖地・後楽園に残した。
<写真提供:全日本プロレス>
Pages 1 2














