【新日本】挑戦者不在の辻陽太にAEWから刺客!アンドラデがビデオメッセージ「この王座は俺の運命だ」5.3福岡でGLOBAL王座戦が電撃決定

新日本プロレスは4月19日、東京・後楽園ホールにて『Road to レスリングどんたく 2026』開幕戦を開催した。

目前に迫る福岡大会に向け、各王座を巡る前哨戦が熱を帯びるなか、メインイベント以上の衝撃が会場を突き抜けた。

IWGP GLOBALヘビー級王者・辻陽太の前に、AEWの強豪アンドラデ・エル・イドロがビデオメッセージで姿を現し、王座挑戦を直訴したのである。

本来、5月3日の福岡大会ではゲイブ・キッドの挑戦を受ける予定であった辻陽太だが、ゲイブ・キッドがAEWバンクーバー大会で右肩を負傷し欠場。

挑戦者不在という異常事態のまま、この日の第5試合である8人タッグマッチに臨んでいた。

試合では、迷いを断ち切るかのようなジーンブラスターで勝利を収めた辻陽太であったが、真のドラマは勝ち名乗りを上げた直後に待っていた。

場内が暗転し、ビジョンに映し出されたのはアンドラデ・エル・イドロの不敵な姿であった。

アンドラデ・エル・イドロは、欠場したゲイブ・キッドを一蹴し、自らこそが挑戦者にふさわしいと豪語したのである。

■アンドラデ・エル・イドロのビデオメッセージ
「俺はアンドラデ・エル・イドロだ。本物のラテン系男子だ。ツジよ、わかっているだろう。王座の挑戦者はこの俺がふさわしい。前回の闘いで俺は負けたわけじゃない。あの試合は、お前をどうやって倒すのか研究するためのものだった。この世で起こること全てに理由がある。そして今、ゲイブ・キッドになにがあったかよく分からないけど、そんなことはどうだっていいんだ。俺はアイツに勝っているからな? アイツに何が起ころうと俺にはどうだっていいことだ。俺はお前の持つIWGP GLOBALヘビー級王座に挑戦する。けど、このタイトルマッチをアメリカでしたくはない。俺は、日本でやりたいんだ。お前のファンどもの前で、お前を辱めてやりたいからだ。教えてくれ。どこで、いつ、何時にやるか?そこで会おう。この王座は、俺の運命(デスティーノ)なんだ」

世界を股にかける実力者からの日本での対戦要求。これに対し、辻陽太は一寸の迷いもなくマイクを握り、王者の度量を見せつけた。

■辻陽太のマイクアピール
「アンドラデ! 相変わらず決まっててカッコいいな! 前回のアメリカでの敗戦が気に入らねえだって? いいだろう、アンタはこのIWGP GLOBALヘビー級にふさわしい相手だ!そしてアメリカと日本、二回も世界的なレスラーであるアンドラデ、アンタを倒せば、このIWGP GLOBALヘビー級にももっとハクがつくだろうよ。5.3福岡で! アンタのこと、待ってるぜ! 覚悟はいいか?」

バックステージに戻った辻陽太は、SNSを通じて対戦を熱望していたタイチの存在にも触れつつ、自らが掲げるベルトの理念に照らし合わせて、アンドラデ・エル・イドロとの一戦の正当性を語った。

■辻陽太のコメント
「(※自らイスを持ち込んで座り)アンドラーデ、アンタがやりたいならやってやるさ。そして、(※ベルトに手をかけて)このIWGP GLOBALヘビー級にチャレンジしたいとSNSを使って言ってるヤツがいたな。タイチ、俺はさあ、アンタの新日本に対する思い、そしてAEWに対する考え方、全面的に肯定する。俺もアンタと同じ気持ちだ。ただな、(※再びベルトに手をかけて)このIWGP GLOBALのベルトは、俺が二冠(王)になった時に宣言しただろう? このベルトは、新日本が海外でやる時、または新日本が外からのレスラーを迎え撃つ時に使うベルトにする。このベルトの存在意義を取り戻すためだ。悪いがな、そのIWGP GLOBALヘビー級にふさわしい相手は、アンドラーデだ。ただ、アンタの考え方、俺は好きだぜ」

運命のいたずらか、必然か。ゲイブ・キッドの負傷欠場という窮地を、辻陽太は瞬時に「世界との対峙」という自らの理想を具現化する絶好の機会へと変えてみせた。

5月3日、福岡の地は「デスティーノ(運命)」が交錯する世界規模の戦場となる。

<写真提供:新日本プロレス>

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