【新日本】「柔道vsラグビー・キックボクシング」ウルフアロンとドン・ファレの遺恨激化! ボルチンは「一番強いモンスター」としてNEVER奪取を宣言
新日本プロレスが4月19日、東京・後楽園ホールにて『Road to レスリングどんたく 2026』の開幕戦を開催した。
第4試合では、目前に迫る5月3日の福岡大会に向けたダブル前哨戦が組まれた。
ボルチン・オレッグ&ウルフアロン&矢野通の本隊トリオが、成田蓮&ドン・ファレ&ディック東郷のH.O.T(HOUSE OF TORTURE)と激突した。
この一戦は、単なるタッグマッチの枠を超え、2つの明確なイデオロギーとバックボーンが衝突する舞台となった。
一つは、NEVER無差別級王座を巡るボルチン・オレッグの「圧倒的パワー」と成田蓮の「狡猾なヒール戦術」の対比。
もう一つは、スペシャルシングルマッチで対峙するウルフアロンの「柔道」とドン・ファレの「ラグビー&キックボクシング」という、異種格闘技戦の様相を呈する肉弾戦である。

試合はH.O.Tの奇襲により幕を開けたが、本隊も真っ向から応戦する。

ボルチン・オレッグは圧倒的な怪力でディック東郷を持ち上げて成田蓮へ投げつけ、さらにボルチンシェイクからボルチンズリフトを炸裂させる暴れっぷりを見せた。

対する成田蓮は、レフェリーの死角を突いた河津落としや執拗な膝十字固めで足元をすくう老獪な戦術で対抗する。
一方、ウルフアロンとドン・ファレもリング内外で視殺戦と肉弾戦を展開。

大柄なドン・ファレの突進をウルフアロンが凌ぐ場面も見られた。

最後は矢野通が持ち前の機転を発揮し、ディック東郷を横入り式エビ固めで丸め込んで3カウントを奪取。本隊が乱戦を制する結果となった。

試合後、バックステージに戻った選手たちは、福岡での決戦に向けた確固たる自信と相手への痛烈なメッセージを発した。
まず、勝利の立役者となった矢野通は、短く一吠えして控室へと消えた。
矢野「ホゥー!(※と一吠えしてから控室へ)」
続いて、STRONG無差別級とNEVER6人タッグのベルトを持つボルチン・オレッグは、対戦相手である成田蓮のヒールとしての技量を高く評価した上で、自らが新日本一の「モンスター」として三冠王に君臨する野望を語った。

ボルチン「オイ、成田、いやいや、ドンドンドンドン関節上手くなって、もっともっといいヒールになって、俺もその代わりにもっとプロレス上手くなって、もっとモンスターになって、あのNEVERのベルトを獲って三冠になります! まぁこのシリーズ、ずっとお前と闘って、どっちが強いか、どっちが…いやでもやっぱりお前は今一番上手いヒールレスラー。俺はその中で新日本で一番強いモンスターになっていきたいですよね」
一方、ウルフアロンはドン・ファレに対し、両国大会で投げ飛ばした事実を引き合いに出し、逃げ隠れしない真っ向勝負を強烈に要求した。

ウルフ「オイ、ドン・ファレ、オイ! お前、両国でな、俺に投げられたの忘れたのか? お前のことなんてな、もう投げようと思ったらいつでも投げれんだよ。それをな、お前、なんだ、今日も1対1逃げやがって。本当にテメー、悔しいと思ってんだったらな、俺と真っ向勝負してみろ。テメーがそれで勝てる自信があるなら、俺はいつでもオメーとやってやるよ」
これに対し、ドン・ファレは自身のバックボーンであるラグビーとキックボクシングへの絶対的な誇りを胸に、ウルフアロンの柔道技術を真っ向から否定し、破壊を予告した。

ファレ「ウルフ、お前は、お前にはもう、俺が何者か十分に分かっているはずだ。リョーゴクで俺のことを持ちあげられたのは、お前の運が良かっただけだ。だがあんなことは二度と起きないぞ。なぜなら、お前が俺の足を持ち上げるのは、あれが最後だからだ。俺を倒そうとしてるのか? そんなことが起きるとでも? 俺はラグビーで鍛えられている。キックボクシングもだ! 柔道で何ができる? 俺がぶった切って、タックルしてやるぜ。やれるもんならやってみろ。俺を倒そうとしてみろよ。もう終わりだ。もう二度とねぇんだよ」
そして、NEVER無差別級王者である成田蓮は、不気味な笑みを浮かべながら、挑戦者へ絶望を与えることを冷酷に宣言した。

成田「オイ、ボルチン、なぁ、オイ、テメーの願ってた、(※肩にかけたNEVERのベルトをプッシュアップバーで叩いて)このタイトルマッチ決まったぞ。そんなに俺とやりたかったのか? なぁ、やってやるよ。へへへ、福岡でな、テメーは絶望すんだよ。俺に挑戦したことを後悔させてやるよ。ざまあみろ」
真っ向勝負を渇望する本隊と、すべてを破壊し絶望へ陥れようとするH.O.T。
全く異なる強さの定義がぶつかり合う5月3日の福岡決戦に向け、導火線にはすでに火がついている。
<写真提供:新日本プロレス>














