【全日本】鈴木秀樹が『CC』2連敗からの優勝ジンクスを有言実行! 無敗の大巨人・綾部蓮を職人技で撃破「一生アイツは俺に勝てなくしよ」

全日本プロレスが開催する春の祭典「チャンピオン・カーニバル2026」。その第3戦が4月19日、大阪・梅田スカイビル ステラホールにておこなわれた。

Bブロック公式戦の第4試合では、鈴木秀樹が世界タッグ王座を保持する綾部蓮から鮮やかなピンフォールを奪い、今リーグ戦初の勝ち点2を獲得した。

この一戦は、両者の明暗がくっきりと分かれた状態で迎えられた。

綾部蓮は開幕戦で斉藤ジュンを下し、続く4月18日の名古屋大会でもザイオンから勝利を収め、無傷の2連勝と波に乗っていた。

対照的に、鈴木秀樹はザイオン、関本大介の前に連敗を喫し、崖っぷちの状況に立たされていた。

しかし、鈴木秀樹は前日の敗戦後、「2試合負けたらあとは全部勝つ。優勝確率100パーセント」と、プロレス界に古くから伝わる特有のジンクスを根拠に、奇妙なまでの自信を見せていた。無敗の大巨人を相手に迎えたこの日、その言葉が単なる強がりではないことが証明される。

両者にとって初のシングルマッチは、開始早々から殺伐とした空気に包まれた。

体格差を誇示するように頭を撫でようとする綾部蓮に対し、鈴木秀樹が強烈な張り手を見舞い、互いの闘争心が瞬時に沸点に達する。

試合の主導権を握ったのは、圧倒的なスケールを誇る綾部蓮であった。

場外戦で容赦なく痛めつけ、重厚な打撃で相手を削っていく。しかし、鈴木秀樹は決してペースを乱さない。

大技を巧みに切り返し、腹部への的確な攻撃やグラウンドでの絞め技で、徐々に相手のスタミナを奪っていった。

終盤、綾部蓮が必殺のデスルーレットで勝負を決めにかかる。だが、鈴木秀樹はこの最大の危機を間一髪で回避。

ボディへの痛烈なエルボーで大巨人の動きを止めると、電光石火のヨーロピアンクラッチで丸め込み、見事に3カウントを奪取した。

 

卓越したインサイドワークで圧倒的な体格差を覆し、破竹の勢いだった世界タッグ王者の連勝を止めた鈴木秀樹。

試合後のバックステージでは、前日の自身の言葉を立証した喜びに満ち溢れ、独自の理論を高らかに叫びながら、敗れた綾部蓮に対して手厳しい宣告を突きつけた。

<秀樹のコメント>
「優勝!優勝!優勝!昨日言った通り2連敗、そしたら優勝確率100%!100%!今日キッチリ、綾部蓮から勝っちゃったからよ。まだ、じゃないな。一生アイツは俺に勝てなくしよ。このあとも」

連敗スタートという絶望的な状況を自らの「優勝フラグ」へと転換させ、見事に初日を出した鈴木秀樹。

規格外の強さを誇る綾部蓮を絡め手で仕留めたこの一戦は、Bブロックの星取り争いをさらに混沌としたものへと変えた。

<写真提供:全日本プロレス>

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