【全日本】宮原健斗と安齊勇馬が『CC』公式戦30分ドローから異例のマイク合戦!「スーパースター同士の闘いは30分じゃ足らなくなった」
全日本プロレスの「チャンピオン・カーニバル2026」第3戦が4月19日、大阪・梅田スカイビル ステラホールにて開催された。
メインイベントの第8試合では、Aブロック公式戦として宮原健斗と安齊勇馬が激突し、30分時間切れ引き分けという結末を迎えた。
三冠ヘビー級王者としてリーグ戦制覇を掲げる宮原健斗と、新世代の旗手である安齊勇馬。
両者は昨年の大晦日に三冠王座を懸けて死闘を演じ、その際は宮原健斗が勝利を収めている。
しかし今大会においては、ともに初陣で潮﨑豪の前に敗北を喫しており、後がない状況下での対戦となった。
絶対に落とせない一戦は、序盤から重苦しい緊張感に包まれた。
宮原健斗が王者の貫禄を示し、新人時代を思い起こさせるような逆エビ固めや厳しい打撃で精神的な揺さぶりをかける。
対する安齊勇馬も、得意のスロイダーやフェイスロックで反撃の糸口を掴み、終盤にはジャンピング・ニーアタックとブラックアウトが激しく交錯する死闘へと発展した。
残り時間わずかとなり、宮原健斗が必殺のシャットダウン・スープレックスを狙い、安齊勇馬がそれを切り返そうとした瞬間、無情にも30分タイムアップのゴングが鳴り響いた。
両者ともに勝ち点1を分け合う結果となったが、試合後のリング上では「スーパースター」の称号と主役の座を巡る、もう一つの戦いが幕を開けた。
疲労困憊のなか、宮原健斗が先にマイクを握って観客を煽ると、引き下がる気のない安齊勇馬がすかさずマイクを奪い取るという異例の展開となった。
〈リング上のマイク〉

宮原「引き分けか…。負けてないから締めてもいいかな?なんだよ大阪、スーパースターの声が聞きたいのか?しょうがないな。ただいま宮原健斗、1敗1引き分け。胸を張れる結果ではない。だが、大阪のみなさん、正直な声を聞きたい。今現在、スーパースター宮原健斗は、1敗1引き分け。5月17日、東京・大田区…、(疲労困憊で)もうやめていいかな…。5月17日、東京・大田区総合体育館まで、まだ公式戦は残っているな。そこで大阪のみなさま、正直な声を聞きたい!チャンピオン・カーニバル2026、大阪のみなさまは誰が優勝することを望みますか?正直な声を聞かせてくれー!(健斗コールが発生)満場一致で宮原健斗です。大阪のみなさんに聞きたーい、チャンピオン・カーニバル、最高ですか!大阪、最高!」
*宮原のテーマ曲が鳴って先に退場していく。

安齊「ちょっと待て!負けてないんだったら俺がマイク持つ権利あるよな?チャンピオン・カーニバル公式戦、1敗1分。俺もスーパースターだから大丈夫だろ。大阪のみなさん、さっきはたくさんの宮原っていう回答してましたね?俺が正しいことを教えてあげますよ。今年のチャンピオン・カーニバル、大田区で優勝するのはこの俺だ。今年の春、でっけえトロフィーも、その他話題もすべて俺のものだ。だから今年の春は俺から目を離すなよ。俺との約束です」
バックステージに戻った両者は、初白星を逃した悔しさを滲ませながらも、次戦となる4月23日の新宿FACE大会へ向けて闘志を燃やした。宮原健斗は体重200kgの巨漢オデッセイとの初対決を見据え、安齊勇馬は実力者・真霜拳號との一戦に胸を躍らせている。
〈バックステージコメント〉

宮原「クソ…、この通りだ。チャンピオン・カーニバルは過酷だなぁ。次から次へと目の前に強敵が現れる、それがチャンピオン・カーニバルだ。今日、結果は引き分けだ。最後決めきれなかった。安齊勇馬、スーパースター同士の闘いは、どうやら30分じゃ足らなくなったらしいな。今はチャンピオン・カーニバル中だ。1敗1引き分け勝ち点1。ただ!優勝は俺の中ではイメージができているんだ。5.17東京、大田区総合体育館で三冠チャンピオンとして、あのトロフィーを掲げる姿を日本中のプロレスファンが待ってるんだ。さぁ次は大巨人、いや大巨漢200kg。4月23日、東京に戻り、新宿FACEで相手は200kgの巨漢・オデッセイ、初シングルだ。東京、新宿、オデッセイ、勝負だ」

安齊「スーパースター、そして三冠チャンピオンの宮原健斗と時間切れ引き分け。勝ち点1、もぎ取っただけいいんじゃねぇか?ただ、しっかりとした白星、いまだ0。チャンピオン・カーニバル2026、危険なのは変わりねぇな。次、新宿、真霜拳號か。何回も真霜拳號の試合を見て、純粋なプロレスファンに戻って、何回もマジでスゲぇって思ってた。そんな真霜拳號とのチャンピオン・カーニバル公式戦、今からメチャクチャ楽しみだよ。ただ今日は、いや、明日くらいまで1回休もう。今年のチャンピオン・カーニバル、優勝するのは、この俺だ。全員俺だけ見とけ」
星取りの上では苦しい立ち上がりとなった両者だが、観客の目を惹きつける求心力と野心は全く衰えていない。
優勝戦線への生き残りを懸けた過酷な春の祭典は、ここからさらに激しさを増していく。
<写真提供:全日本プロレス>
Pages 1 2














