【新日本】鷹木信悟が“スピード”で王者を圧倒! IWGPヘビー級戦へ向け「パワーと頭脳の違いを見せてやる」と完全論破

新日本プロレスは4月24日、愛媛・テクスポート今治にて『Road to レスリングどんたく 2026』第3戦を開催した。

5月4日の福岡大会でIWGPヘビー級王座に挑む鷹木信悟と、若き王者カラム・ニューマンによる前哨戦がセミファイナルに組まれ、両軍の意地とプライドが激しく交錯する熱戦となった。

この日の第5試合は、鷹木信悟がYuto-Ice、OSKAR、永井大貴組のUnbound Co.と、カラム・ニューマンがジェイク・リー、フランシスコ・アキラ、ゼイン・ジェイと組んだUNITED EMPIREの8人タッグマッチ。

ゴング直後、先発を買って出た鷹木信悟の前に立ったカラム・ニューマンであったが、王者はすぐさま場外へエスケープして相手のペースを乱す。

しかし、百戦錬磨の挑戦者はこれに動じることなく、場外戦ではタオルを用いたチョーク攻撃などを仕掛けてくる王者をあしらっていく。

試合中盤、再びリングで対峙した両者は、目にも留まらぬロープワークの応酬を展開する。

カラム・ニューマンの持ち味である圧倒的なスピードに対し、鷹木信悟も真っ向から付き合い、ショルダータックルや串刺し龍魂ラリアット、スライディングパンピングボンバーの連続攻撃で王者を手玉に取った。

終盤には、両軍入り乱れての総力戦となる。

鷹木信悟のパンピングボンバーとカラム・ニューマンのKiss the crownが相打ちとなるなど激しい削り合いが見られたが、最後はIWGPタッグ王者組であるIceとOSKARの必殺連携「The Rumbling」がゼイン・ジェイに炸裂。

本隊連合軍が見事な勝利を飾った。

試合後、バックステージに戻った鷹木信悟は、自身のコンディションの良さをアピールしつつ、若き王者への挑発を強めた。自身の代名詞であるパワーだけでなく、頭脳戦でも圧倒する構えだ。

<鷹木のコメント>
「さあ来た!巡業が始まった、オイ。ハシやん、俺、言ったよな。あのカラム・ニューマン、あの若造に違いを見せてやるって。さすがにあいつのスピードに対抗したが、スピードじゃかなわなかったかもしれねえけど、でもな、今日オイ、東京から来たんだ、俺は。ウォーミングアップなしのわりにはオイ、ロープワーク速かったんじゃないのか?まだまだこんなもんじゃねえぞ。明日、広島!今度はお前に(※右上腕二頭筋を誇示しながら)パワーの違い、見してやるぜ。パワーだけじゃねえ。頭脳も違うからな、オイ。ニューマン、俺からしたらお前なんかな、ヤングボーイだよ。ベルト持ってうれしそうな顔しやがって。今が、お前のピークだ。お前の最高潮だ。そのおいしくなったお前の首を、俺が福岡で、おいしくいただいてやるよ」

一方、挑戦者に真っ向から否定されたカラム・ニューマンも黙ってはいない。鷹木信悟の決め台詞を揶揄しつつ、王座死守への悲壮なまでの覚悟をむき出しにした。

<カラムのコメント>
「(※鷹木選手を真似て、日本語で)オレノジカンガ、キタキタキター! ダサクナイ? (※英語に戻り)一体、何度言えばいいんだ? クソダサイぞ、それ。“俺の時間が来た”って? いや、来ないだろう。“お前の時間”はもうとっくに去っている。調印式で、お前の本性が少し見えてきた。お前、イラついていたよな?” RAMPAGE DRAGON”は本当に帰ってくるのか? タッグでの前哨戦がもう少し続く。その間は、誰かの後ろに隠れていられる。俺と1対1で、真正面から向き合う日までな。神に誓って、俺からこの王座を奪えるヤツはいない。ここにたどり着くまで、俺は多くのものを犠牲にしてきた。多くのものを失ってきたんだ。シンゴ・タカギ……お前にこれを奪うことはできない。道を開けろ。そして王冠に口づけしろ。じゃあ、フクオカで会おう」

IWGPタッグ戦線においても、王者Knock out brothersが挑戦者の毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)に対して強烈なメッセージを発している。翌日の広島大会での防衛戦を前に、OSKARは毘沙門の焦りを指摘し、Iceは会場を極限の熱狂へ導くことを約束した。

<OSKARのコメント>
「この試合が何なのか、俺がはっきり教えてやる。ビシャモン……お前らが抱えてるのは、不安だ。いいか、俺たちには決定的な違いがある。俺たちはこの対戦を待ち望んできた。ビシャモンは、ついに世界最強のタッグチームとの対戦に不安を抱えてる。有無を言わせず世界最高のタッグチームと対峙する時が来たからな。その理由? 長い間、このタッグ戦線はビシャモンが支配してきた。3年連続でタッグリーグ優勝、それがヤツらだ。でも、お前らの時代はもう終わった。Knock Out Brothersは、短い期間でお前ら以上の結果を出してきた。そしてこの先も、俺たちの時代は続くんだ。だからYOSHI-HASHI、ゴトー……その不安はもっとデカくなるだろうな。明日の敗退後に、お前らはもう必要ない存在となる。お前らは下へ、俺たちは上へ上へ向かうだけだ」

<Iceのコメント>
「俺が言えることはよ、明日、広島でよ、生の会場来た方がいいぞ、オイ。言い切ってやる。明日(会場に)来ねえヤツはバカだ。損するぞ、来ないと。みんなでよ、“プロレスハイ”を共有するのがどれだけいいか。明日、広島の会場に来るヤツらはよ、再確認することになるぞ。毘沙門、“空前絶後のハイ”か? お互いによ、ファン、スタッフ、全員でよ、“プロレスハイ”を共有しようぜ。お前らはよ、何も考えなくていい。ただ、感じろ。Let’s Get High。チッチッチッ、Big Up!」

また、この試合に抜擢された若手の永井大貴は、同世代のレスラーたちが世界中で活躍する現状に悔しさをにじませつつ、自身の境遇から這い上がる決意を語った。

<永井のコメント>
「(前略)ほんとにスゲエヤツらばっかりだけど、でも俺も、一応、国家公務員辞めてここまで来てるんでね。そう簡単にあきらめるわけにもいかないんだよ。俺の、一つ好きな言葉があって、『“成功”が“努力”よりも先にあるのは辞書だけだ』ってね。わかんねえ。今はまだダメかもしんねえけど、そこを自分がいつか輝く姿を想像して、震えて眠るよ」

5.4福岡決戦に向けたヘビー級の頂上争い、そして翌日に迫ったタッグの防衛戦。それぞれの思惑と覚悟が交錯し、春のビッグマッチシリーズはさらなる熱を帯びていく。

<写真提供:新日本プロレス>

Pages 1 2

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加