【新日本】大岩陵平が次代を担う熱きテクニック合戦の末に上村優也に宣戦布告「お前こそがライバルだ」
新日本プロレスは4月25日、広島サンプラザホールにて『WRESTLING REDZONE in HIROSHIMA』を開催した。
第4試合のタッグマッチでは、上村優也と本間朋晃のタッグが大岩陵平&ハートリー・ジャクソンのTMDK陣営と激突した。
試合自体はハートリー・ジャクソンが本間朋晃を下して決着したものの、リング上で最も強烈な熱を放っていたのは、次世代を牽引する上村優也と大岩陵平による息詰まるテクニック合戦であった。

試合のゴングが鳴ると、先発を買って出たのはその若き両者であった。序盤から静かで熱いリストの取り合いに始まり、アームドラッグやトーホールド、レッグロックと、流れるようなグラウンドの攻防を展開する。

互いの持ち味を存分にぶつけ合い、一歩も引かない姿勢は、これからの新日本プロレスを背負って立つという強い覚悟を感じさせるものであった。

その後、ベテランの本間朋晃と重戦車のハートリー・ジャクソンに戦いのバトンが渡される。本間朋晃はこけしロケットなどで意地を見せるも、TMDKの強烈な連携ブレーンバスターや大岩陵平の介入に苦しめられる。

上村優也も大岩陵平へドロップキックを放ち援護したが、最後はハートリー・ジャクソンがカウンターのスクラップバスターから必殺のデスバレーボムを本間朋晃に見舞い、完全な3カウントを奪い取った。
勝敗の行方以上に、この試合が残した最大のインパクトは、上村優也と大岩陵平の間に生まれた確かなライバル関係の構築である。

試合後、大岩陵平は興奮冷めやらぬ様子で、上村優也を明確に標的として指名した。自身のスタイル確立への手応えと、先輩超えへの野心を隠さない。

大岩陵平「上村優也……! メッチャ楽しいよ、今日の試合。Yuto-Iceはライバルじゃないけど、俺は上村優也、お前こそがライバルだと思ってるよ。明日からも、よく当たるよな? 試合の中でお前がどう返したら俺がどう返すか、考えながら試合するんだ。やっと! 俺のスタイル確立したんだ。上村優也……まだまだ、俺はお前に負けてないぞ? 先輩だろうが関係ない。リング上はプロレスがうまいヤツが勝つんだ。なあ? だから、明日からもお前の首、ずっと狙ってるぞ!」
真っ向からの宣戦布告を受けた上村優也も、呼応するように熱い言葉を返す。かつて自身が提唱した「ニュースタンダード」という概念を、このライバル闘争を通じてさらに昇華させていく覚悟を示した。

上村優也「フゥ……。大岩! すごい、今日リング上で、“いい闘い”ができたと思うけど、いい闘いをしてるだけじゃダメだ。俺たち、去年の『G1』で“ニュースタンダード”っていうね、言葉をこの新日本プロレス、プロレス界に作り出したんだ。このニュースタンダード、ドンドン進めていかないと! 大岩! 偶然にもね、このシリーズ、彼とは頻繁に……ほぼ毎日、毎回かな? 当たるから。ドンドン、ニュースタンダード、新日本プロレスのニュースタンダードを見せていこう。……シャッ!」
一方、若き力の台頭を肌で感じながら敗北を喫した本間朋晃は、首に受けたダメージに苦悶の表情を浮かべつつ、プロレスラーとしての不屈の魂を絞り出した。

本間朋晃「(※首を抑えながら)ああ……。負けても! 負けても! 立ち上がるのがプロレスラーだ、コノヤロー。このままじゃ終わらねーぞ……」
連日のように顔を合わせる上村優也と大岩陵平。互いの技術を高め合うこの2人の激闘が、新日本プロレスのリングに新たな熱狂のスタンダードを打ち立てようとしている。
<写真提供:新日本プロレス>
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